【英語】1分でわかる!「owing to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「〜が理由、原因で」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「owing to …」の意味や例文を見ていきます。
ライター/Takaosushi
英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。言語学としても英語を勉強する筆者が詳しく解説していく。
熟語「owing to …」の意味は?
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「owing to …」には「〜が理由、原因で」というネガティブな意味と「〜のおかげで」というポジティブな意味があります。フォーマルな表現で、ビジネスシーンなどで好まれる表現です。
今回はネガティブ、ポジティブそれぞれを分けて例文を使って詳しく解説していきます。
意味その1 「〜が理由、原因で」
「owing to …」はネガティブな意味で使われる場合は「〜が理由で」「〜が原因で」「〜のせいで」と訳されます。
それでは例文を見ていきましょう。
Owing to the accident, I broke my leg.
事故で私は足を骨折した。
She got sick owing to overwork.
彼女は過労が原因で病気になった。
Stock prices dropped owing to political instability.
政治的不安定が原因で株価が下がった。
意味その2 「〜のおかげで」
「owing to」はポジティブな意味で使うこともでき、その場合は「〜のおかげで」と訳されます。
「owing to」はネガティブな意味で使われることの方が多いですが、反対にポジティブな意味で使われることのほうが多いのが「thanks to」という表現です。合わせて覚えておきましょう。
それでは例文を見ていきます。
Owing to the Internet, we can communicate with people around the world.
インターネットのおかげで世界中の人とコミュニケーションをとることができる。
This is all owing to you.
これも全てあなたのおかげです。
I won the match owing to my manager.
監督のおかげで試合に勝つことができた。
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