化学無機物質理科

中学理科の記述問題で頻出!「金属」であることの条件を元塾講師がわかりやすく解説

4.磁石につきやすいのも条件の1つ?

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先に挙げた3つの条件の程度は金属ごとに異なるとはいえ、全ての金属に当てはまる条件です。それに加え、磁石につくかどうかを金属の条件と考えた人はきっと少なくなりませんよね。

実際に硬貨で試してみましょう。硬貨は確かに複数の金属からできた合金ですが、必ずしも磁石にくっつくものではないはずです。それもそのはず、1円玉の主成分であるアルミニウムは磁石に反応しないものの代表ですよね。

これからわかるように、金属の条件として磁石にくっつくかどうかは必須条件ではありません。しかし、あくまでも必須ではないというだけで、金属の性質の1つとして覚えておきたいですね。

また、水銀を除き常温時に固体であることも忘れがちな金属の条件です。当たり前のようですが、しっかりチェックしておきましょう。

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なるほど。確かに磁石につかないものも金属の中にはあるよな。磁石につくかどうかはあくまでも参考程度に覚えておこう。

金属の条件は身の回りの金属製品でおさらい!

金属は水銀を除き常温時に固体であり、光沢があって伝導率が高く、展延性を持つものと覚えましょう。

金属は身の回りに溢れているものではありますが、その性質について知るとまた違った見え方ができるようになります。この金属製品はこの性質が応用されているんだ!と楽しみながら勉強できるといいですね。

今回解説した内容は、テストでは「化学反応前、もしくは後の物質が金属であるかどうかを調べる方法」を問う問題でもよく出てきます。記号や計算式を覚えていないと解けない問題とは異なり、身の回りをヒントに解ける問題の1つですよね。身近な化学を楽しむ気持ちを持てば、それが自然とあなたの知識になっていきますよ。

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