化学無機物質理科

中学理科の記述問題で頻出!「金属」であることの条件を元塾講師が解説

よぉ、桜木建二だ。今回は化学実験や反応式で何度も登場する「金属」について勉強していこう。

金属といえば鉄や銅、アルミニウムのように生活の中でたくさん使われているよな。そんな金属には共通する条件があるのを知っているか?

テストでも金属の性質に関連した問題はかなり多い。化学が苦手でも、難しい知識はなくても理解できる内容だから、化学に詳しいライターAyumiと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Ayumi

理系出身の元塾講師。わかるから面白い、面白いからもっと知りたくなるのが化学!まずは身近な例を使って楽しみながら考えさせることで、多くの生徒を志望校合格に導いた。

金属ってどんなもの?

まずは金属とはどんなものがあるか挙げてみましょう。いくつ思いつくでしょうか。

鉄や銅、アルミニウムや銀といったものを思い浮かべる人が多そうですね。これらは実験でもよく使われるものですから、きっと皆さんも聞いたことがあるでしょう。

しかしあなたが想像する以上に金属にはたくさんの種類があるのです。試しに理科の教科書に載っている周期表を見てみましょう。金属元素非金属元素で元素を分けたとき、金属元素の多さに驚くかもしれませんね。

これらの金属には、共通する条件があるのです。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

金属といってもいろいろな種類があるんだな。しかし金属には物質そのものが持つ性質というものがあるんだ。

1.金属光沢がある

image by iStockphoto

折り紙を思い浮かべてみましょう。黄色と金色の違いは何だと思いますか?

似たような色なのに金色は黄色にはない輝きを持っているのがわかりますね。もちろん実際に折り紙は紙からできているので金属とは言えませんが、これが光沢というものです。

あなたの想像した金属はどれもキラキラと輝いているのではないでしょうか。メダルや硬貨は新品なものであれば光沢がありますよね。真新しいステンレスのキッチンであれば、きっと鏡のように表面が磨きあげられていることでしょう。

金属には磨けば光るという性質があり、それを金属光沢といいます。

1-1.磨き直せば何度でも輝きを取り戻す

きっと自宅にある銅や鉄、ステンレスのフライパンも、買ったばかりの頃は光沢があったでしょう。それが次第に傷付き、焦げなどの汚れで光沢を失っていったと考えられます。しかし金属は金属として存在している限り、再度磨けば輝きを取り戻すのも金属の条件です。

もしお母さんの許可が下りれば、お掃除のお手伝いがてら磨かせてもらうのもいいかもしれませんね。

しかし酸化実験ではもともとの金属には光沢がありますが、酸化することで色が変わりその輝きは失われるのを解説しました。見た目の変化は、その物質が金属から金属ではない化合物に変わってしまったという1つの証明になるのです。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

身近なアルミ缶でも磨けば光るぞ!やすりの目の大きさを大きいものから小さいものへ変えながら試してみても面白そうだな。

次のページを読む
1 2 3
Share: