ヴェルサイユ宮殿はどのような人物により建てられたのか、どのような建築様式が採用されているのか、世界史に詳しいライターひこすけと一緒に解説していきます。
- ヴェルサイユ宮殿とはどのような宮殿?
- ルイ14世が建造した宮殿
- ヴェルサイユ宮殿の顔である庭園
- ヴェルサイユ宮殿の生みの親ルイ14世
- 自ら現場で指示を出すことも
- 王朝の財政破綻を加速させたルイ14世
- ヴェルサイユ宮殿におけるマリー・アントワネット
- マリー・アントワネットは公務にも取り組んでいた
- 専用の劇場も完備
- フランス革命のときのヴェルサイユ宮殿
- 物価の高騰により民衆の生活は困窮
- ルイ16世と国王の家族たちの処刑
- ヴェルサイユ条約の調印の場となったヴェルサイユ宮殿
- ヴェルサイユ宮殿はドイツ帝国成立の場でもあった
- ヴェルサイユ宮殿における取り決め
- ヴェルサイユ宮殿は世界の歴史を刻む空間
この記事の目次
ライター/ひこすけ
アメリカの歴史と文化を専門とする元大学教員。世界の文化に関心があり、気になることがあると調べている。今回はフランスに行く機会があったら絶対に見てみたいヴェルサイユ宮殿についてまとめてみた。
ヴェルサイユ宮殿とはどのような宮殿?

By Pierre Patel – http://www.banqueimages.crcv.fr/fullscreenimage.aspx?rank=1&numero=MV765, Public Domain, Link
ヴェルサイユ宮殿があるのはパリから南西に20キロちょっとのところ。イヴリーヌ県の県庁所在地であるヴェルサイユにあります。フランス芸術の最高峰の建築物としてユネスコ世界遺産に登録。それによる知名度の高さから、たくさんの観光客が世界中から集まっています。
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ルイ14世が建造した宮殿
ヴェルサイユ宮殿のルーツはルイ13世が使っていた狩猟の館と呼ばれる城館。それをルイ14世が増築して豪華絢爛な宮殿へと発展させていきました。国王が居住する宮殿は別にありましたが、1682年に正式に移動。代々の国王に継承され、フランス革命が勃発する前まで使用されていました。
ヴェルサイユ宮殿の基本はルイ14世の時代に形作られました。さらに代々の国王により増築されていきます。ブルボン王朝時代のあらゆる建築技術が凝縮され、フランスの歴史上もっとも豪華とされる宮殿となりました。フランス革命では王族の贅沢の象徴として否定的に見られました。
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ヴェルサイユ宮殿の顔である庭園
ヴェルサイユ宮殿のなかでもとくに有名なものが庭園。当時の造園の名師として知られていたル・ノートルにより設計されたものです。植栽や池により幾何学的な模様を形作るフランス式庭園のモデルと言われるのがこの宮殿の庭園。その景色は小さな木々でデザインされた大広間のようです。
ヴェルサイユ宮殿の庭園は高く評価され、フランスのみならずイギリスでも採用されるようになりました。庭園のなかにはふたつの離宮が置かれています。そのひとつは、ルイ16世の妃であるマリー・アントワネットにプレゼントしたもの。牧歌的な雰囲気があることが特徴です。
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