
簡単に分かる「山鳩」と「キジバト」の違い!「ドバト」との違いも院卒日本語教師が分かりやすく解説!
「キジバト」と「ドバト」どう見分ける?
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ここまで解説してきた「キジバト」と「ドバト」、見分けることは可能なのでしょうか。結論を先に述べると、見た目などに違いがあり、一般の人でも簡単に見分けることができます。ここでは見分け方を見ていきましょう。ちなみに上の写真は「キジバト」ですよ。
見た目や鳴き声に注目!
「キジバト」と「ドバト」は見た目にも大きな違いがあります。まず1つは「キジバト」のくちばしには白い鼻こぶがありませんが、「ドバト」には白い鼻こぶがあることです。2つ目は、「キジバト」の首には青と薄い水色の縞模様がありますが、「ドバト」にはないこと。そして3つ目は「キジバト」の羽にはハッキリとした鱗模様がありますが、「ドバト」にはないことですね。
そして「キジバト」と「ドバト」は鳴き声も違います。「キジバト」は「ポッポー」や「デーデーポッポー」と繰り返し鳴くのに対し、「ドバト」は「ウーッウーッ」「クックー」などと鳴くという違いがありますね。
童謡の「ぽっぽっぽー鳩ぽっぽー」の鳩は、「キジバト」を指していると言えるでしょう。
「山鳩」と「キジバト」は同じ種類の鳩!
今回は「山鳩」と「キジバト」の違い、そして「ドバト」について解説しました。「山鳩」と「キジバト」は同じ種類の鳩で、もともとの生息地や身体の特徴からこの2種類の名前が付けられました。一方で都市部で多く生息しているのは「ドバト」。鳩公害として問題になっているのは、「キジバト」よりも「ドバト」のほうでしょう。