言葉雑学

簡単でわかりやすい!「accountability」と「responsibility」の違いとは?責任にもいろいろある?由来や使い分けもプログラマーがわかりやすく解説

学校や会社などでカタカナ言葉を使う人がいないか。日本語を使えばいいのにカッコつけてるのかと思うこともあるな。ですが、実は日本語ではうまくニュアンスが伝わらない言葉もある。accountabilityとresponsibilityもそんなことばのひとつです。日本語では責任と訳すが、同じ訳語でも意味が少し違う。そんなaccountabilityとresponsibilityの違いや使い分けを、プログラマでもあるライターのwoinaryと一緒に解説していきます。

ライター/woinary

某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。現在はフリーランス。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさん。

カタカナ語を使うのはカッコつけ?実は日本語では伝えにくいことも

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学校や会社などで日本語ではなくわざわざカタカナ言葉を使う人はいませんか。日本語の方が分かりやすいのに、カッコつけてるのかと思うことも。ただ、ちょっと待ってください。実は日本語ではうまくニュアンスが伝わらない言葉もあります。そんな言葉のひとつがaccountabilityとresponsibility

ざっくり訳すとどちらも責任。ただ、より広く一般的な責任を表すresponsibilityと、accountabilityではニュアンスが違うのです。そんな2つの言葉の違いを説明します。

accountability:説明責任(過去に関するもの)

accountabilityもresponsibilityと同じく「責任」という意味合いです。しかし、もう少し意味をくみとって訳すと「説明責任」や「管理責任」などと訳します。責任には様々な意味がありますが、accountabilityは過去の行為などから生じた責任のこと

例えば説明責任という言葉は何か問題が起きた時に使われますよね。ただ、それが問題になっている現在の話ではなく、実際に起きた過去の時点にさかのぼります。その時になぜそうしたのかということを説明するのが説明責任ですよね。

responsibility:社会的責任(現在、未来に関するもの)

会社やバイトなどの仕事で「責任を持ってやってください」と言われることがありませんか。この場合の責任は一般的によく聞く責任ですよね。こちらはresponsibilityになります。accountabilityがどちらかというと過去にさかのぼる話であるのに対し、現在取り組んでいることや、未来のことに対する責任を指します

ニュースなどで会社のCSRという言葉を聞くことがありませんか。これは「Corporate Social Responsibility」の頭文字をとったもの。この最後のRがまさにresponsibilityです。こちらも過去ではなく、現在や未来の話になります。

責任はひとつではない?「accountability」と「responsibility」の違いとは

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ざっくりとaccountabilityとresponsibilityの違いを説明しましたが、もう少し詳しく見ていきます。例えば、これらの言葉の由来はどう違うのか。由来を見ると、違いもわかりやすくなります。

\次のページで「大航海時代に始まった?accountabilityの由来とは」を解説!/

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