国際化やグローバル化という言葉を聞いたことがあるよな。どちらもが国内だけではなく海外との関係を表しているが、違いを理解しているか。ニュースなどで流れているのを聞くことがありますが、違いを理解していないと恥をかくこともあるぞ。自分には関係ないと思っていても、世の中が国際化やグローバル化に進んでいけばどうしても関係が出てくる。実際、学校や会社で外国の人を見ることが増えていないか。そんな国際化とグローバル化の違いを外国の人と仕事もしていたプログラマでもあるライターのwoinaryと一緒に解説していきます。

ライター/woinary

某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。現在はフリーランス。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさん。

似ているようで視点が違う?国際化とグローバル化とは

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ご存知の通り日本は島国です。多くの物を外国から輸入する必要があります。またそうして輸入した物を加工して外国へ輸出する貿易立国です。つまり、日本で生活している以上、国際社会というものの影響を多かれ少なかれ受けてしまいます。

そんな中でも最近はグローバル化やグローバリゼーションという言葉をよく聞きますよね。では、このグローバル化とは今までの国際化、国際社会などと何が違うのでしょう。その違いや特徴について説明します。

国際化:他国を尊重し、違いを理解すること

国際化とは英語では「Internationalization」です。nationは国interは間という意味。つまり国と国の間ということです。

国際化とは自分の住んでいる国だけではなく、他にも国があることを理解し、尊重すること国と国の関係を国際関係国と国との交流を国際交流と呼びますよね。自国とは違う国があり、そこには自国とは違う文化や考え方があることを理解することが国際化です。

グローバル化:国と国の垣根を取り払うこと

グローバル化とは英語で「globalization」です。globalとは世界的や地球規模という意味グローバル化とは活動が全世界的、地球規模になることです。

例えば、グーグルやアップル、マイクロソフトは世界的な会社ですよね。そのような会社をグローバル企業と呼びます。活動とは人や物、お金など全般のこと。国境と関係なく、地球規模でこれらが動くことがグローバル化です。

グローバル化の前段階?国際化とは

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グローバル社会、グローバル化と言ってもいきなり地球規模での活動はできませんよね。地球規模で活動するためには、それぞれの国や地域の文化や特徴を知る必要があります。そのための知識を得ることが国際化グローバル化の前段階としてまずは国際化が必要です。

互いを認め尊重すること?文化や考え方を知るのが国際化

例えば、学校や会社で知らない人と行動することもありますよね。そんな時は相手がどんな人なのか、まずは観察したり話をしてみたりしませんか。相手が国でも同じこと。まずはその国がどんな特徴があり、その国の人がどんな文化を持ちどのような考え方をするのか知る必要があります。例えば日本では特に問題ない発言や仕草が、外国では大問題になることも。一緒に行動するにはやってもよいこととダメなことの理解が必要ですよね。

国際化とはそういう自分と相手との共通点や相違点を知り国と国自国人と外国人として付き合うこと。自分や自国とは違うものであることを意識することが大前提になります。

基本は一対一や一対多?国際化は国と国の関係

国際化とは自国と違う他国を知ること。そのため、自国と他国との一対一の関係や、それが集まった一対他の関係が基本です。自分や自国を中心として、それと他の国との違いを認識、理解するのが国際化。国際化の次にグローバル化について説明しますが、まずは国際化とは自分と相手との関係ということを忘れないようにしてください。

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やりすぎはよくない?国際化のメリット、デメリット

国際化のメリットとしては、相手を知ることでその相手とスムーズにやりとりできることが一番のメリット。そのために相手のことを知るのですから当然ですよね。相手のことがわかればあらかじめ対策もできます。勉強で予習したり、試合ならば相手の研究をするのと同じですよね。

ではデメリットはあるのでしょうか。相手の良いところを取り入れることは良いことですよね。ただ、そればかり気にして、自分の良いところを無くしてしまっては意味がありません。実際、日本も明治維新後に西洋を見習うことに力を入れすぎたことも。何事もやりすぎはよくありません。相手を知ることは自分を知ること。相手の良い点ばかりではなく、自分の良い点を知ることも重要です。

国境をこえた行動、活動?グローバル化とは

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国際化は国と国の違いを知り、交流すること。ではグローバル化は何が違うのか。わかりやすいのはグローバル企業。例えばグーグルやアップルは本拠地はアメリカにあります。そのためアメリカの会社であるのは間違いありません。しかし、日本やヨーロッパなど世界中で直接サービスを提供し、製品を販売していますよね。

国境を超え、国境に縛られない活動をするのがグローバルそのようになることがグローバル化です。

グローバル化は人、物、金の動き

グローバル化とは人や物、お金などが国境を超えて動くこと。例えば、ヨーロッパにはドイツ、フランス、スペインなど多くの国がありますよね。それぞれ独自の国ですが、欧州連合(EU)というものもあります。EU内のお金は国ごとではなく、EU共通のユーロです。また、通常違う国へ行くにはパスポートが必要。国境を越える際には手続きもいろいろありますよね。しかし、EU内での移動にはパスポートも手続きも不要です。

国境や国という枠組みを超えて人や物、お金が動くのがグローバル化ひとつの国に捉われない考え方や、実際にそのように行動することを指します。

基本は多対多?グローバル化は多くの国のまとまり

単に国を超えて動くだけなら、今までとあまり変わらないように感じますよね。ここで国際化とは自分と相手との関係と説明したことを思い出してください。自分と相手という別々の存在があることが国際化の基本です。

一方、グローバリゼーションは先ほどのEUのようにまるでひとつの国であるかのように一体化すること。当然、それぞれの国の文化や特徴はあります。その上で、役割分担するのがグローバル化です。国際化は国と国の一対一、一対他の関係。対してグローバル化は多くの国がまとまり、その中で自由に活動することを指します。

\次のページで「よいことばかりではない?グローバル化のメリット、デメリット」を解説!/

よいことばかりではない?グローバル化のメリット、デメリット

グローバル化のメリットは何かの活動をする際に、国境に縛られないこと。例えば、パスポートやビザを取得することや、その他の各種の手続きが不要になります。また、生産するのが得意な国と、加工するのが得意な国が組めば、お互いの長所を活かすことが可能。

ではデメリットは何でしょう。それは一体となることで、相手側で問題が起きれば受ける影響も大きくなること。言ってみれば一蓮托生、運命共同体ということです。例えば、国内のことであれば多少は調整できるかもしれません。しかし、外国となれば必ずしも思うようにはなりませんよね。当然お互いに協力しあうべきです。でも、どうしても自分優先、自国優先になりがちなのが現実。グローバル化はメリットもデメリットも大きいのです。

密接に関わっている国際化とグローバル化、まず国際化から

国際化とグローバル化は似ていますが、考え方に違いがあります。グローバル化とは地球規模のような多くの国で自由に活動すること。一国の中だけで活動するのではなく、いくつかの国をまたいだ活動です。重要なのは、知識や理解というよりは何らかの行動、活動ということ。

ただ、そのグローバル化のためには他の国のことを知ることが重要ですよね。そんな自分と相手の共通点と相違点を知りお互いを尊重するのが国際化です。もちろん、現地に行くことなどの行動も重要。しかし、文化や考え方の違いを知ることが重要です。

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言葉雑学

簡単でわかりやすい!国際化とグローバル化の違いとは?国際化はグローバル化の前段階?プログラマーがわかりやすく解説

国際化やグローバル化という言葉を聞いたことがあるよな。どちらもが国内だけではなく海外との関係を表しているが、違いを理解しているか。ニュースなどで流れているのを聞くことがありますが、違いを理解していないと恥をかくこともあるぞ。自分には関係ないと思っていても、世の中が国際化やグローバル化に進んでいけばどうしても関係が出てくる。実際、学校や会社で外国の人を見ることが増えていないか。そんな国際化とグローバル化の違いを外国の人と仕事もしていたプログラマでもあるライターのwoinaryと一緒に解説していきます。

ライター/woinary

某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。現在はフリーランス。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさん。

似ているようで視点が違う?国際化とグローバル化とは

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ご存知の通り日本は島国です。多くの物を外国から輸入する必要があります。またそうして輸入した物を加工して外国へ輸出する貿易立国です。つまり、日本で生活している以上、国際社会というものの影響を多かれ少なかれ受けてしまいます。

そんな中でも最近はグローバル化やグローバリゼーションという言葉をよく聞きますよね。では、このグローバル化とは今までの国際化、国際社会などと何が違うのでしょう。その違いや特徴について説明します。

国際化:他国を尊重し、違いを理解すること

国際化とは英語では「Internationalization」です。nationは国interは間という意味。つまり国と国の間ということです。

国際化とは自分の住んでいる国だけではなく、他にも国があることを理解し、尊重すること国と国の関係を国際関係国と国との交流を国際交流と呼びますよね。自国とは違う国があり、そこには自国とは違う文化や考え方があることを理解することが国際化です。

グローバル化:国と国の垣根を取り払うこと

グローバル化とは英語で「globalization」です。globalとは世界的や地球規模という意味グローバル化とは活動が全世界的、地球規模になることです。

例えば、グーグルやアップル、マイクロソフトは世界的な会社ですよね。そのような会社をグローバル企業と呼びます。活動とは人や物、お金など全般のこと。国境と関係なく、地球規模でこれらが動くことがグローバル化です。

グローバル化の前段階?国際化とは

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グローバル社会、グローバル化と言ってもいきなり地球規模での活動はできませんよね。地球規模で活動するためには、それぞれの国や地域の文化や特徴を知る必要があります。そのための知識を得ることが国際化グローバル化の前段階としてまずは国際化が必要です。

互いを認め尊重すること?文化や考え方を知るのが国際化

例えば、学校や会社で知らない人と行動することもありますよね。そんな時は相手がどんな人なのか、まずは観察したり話をしてみたりしませんか。相手が国でも同じこと。まずはその国がどんな特徴があり、その国の人がどんな文化を持ちどのような考え方をするのか知る必要があります。例えば日本では特に問題ない発言や仕草が、外国では大問題になることも。一緒に行動するにはやってもよいこととダメなことの理解が必要ですよね。

国際化とはそういう自分と相手との共通点や相違点を知り国と国自国人と外国人として付き合うこと。自分や自国とは違うものであることを意識することが大前提になります。

基本は一対一や一対多?国際化は国と国の関係

国際化とは自国と違う他国を知ること。そのため、自国と他国との一対一の関係や、それが集まった一対他の関係が基本です。自分や自国を中心として、それと他の国との違いを認識、理解するのが国際化。国際化の次にグローバル化について説明しますが、まずは国際化とは自分と相手との関係ということを忘れないようにしてください。

\次のページで「やりすぎはよくない?国際化のメリット、デメリット」を解説!/

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