
簡単でわかりやすい悠久と永久の違い!使い方・例文・類語も文学部卒ライターが詳しく解説
今回はそんな2つの言葉の違いを、漢字の意味から確認しながら言葉の違いが気になる文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していきます。

ライター/海辺のつばくろ
悠久と永久と、同じような意味ではあるが、使い方が気になって調べてみた文学部卒ライター。
悠久とは?

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「悠久」は、はてしなく長く続いていくこと、もしくは、久しく長く続く様子のことです。悠久という熟語は、「悠(はるか)に久しい」と読み下しができます。どんなに長く続くのかを「はるかに」という言葉で修飾しているようです。
1.「悠」の字義
悠の字義は、時間や空間がどこまでも果てしなく続くということ。他には、気分がゆったりと快適である様子を表すこともあります。
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2.「久」の字義
久の字義は、時間が長いということ。年月を経ても同じ状態が長く続く様子を表しています。
3.悠久の使い方と例文
永久は時間的に長く続く様子を表すときにも使います。ただ、「悠」の字義から考えると、空間的に果てしなく広がるという意味でも使う場合もあるようです。例文を挙げます。
・仏像を見て、悠久の歴史を感じた。
・戦争前の王国には、悠久の平和な時代があった。
・眼下の草原には、悠久の大自然が広がっている。
・寺院には悠久の回廊があり、中の隠し部屋にたどり着くのは難しそうだ。
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