3分で簡単にわかる「懲戒免職」と「懲戒解雇」の違い!意味や事例・処分の重さ・必要な手続きもビジネス文書熟練者が詳しく解説!
この記事では、「懲戒免職」と「懲戒解雇」の意味や適用される事例、処分の重さ、必要な手続きについてビジネス文書作成の熟練ライター西風と一緒に解説します。この記事を読めば「懲戒免職」と「懲戒解雇」の違いがわかるようになり、「懲戒免職」「懲戒解雇」それぞれを適切に把握できるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。
ライター/西風
企業にて10年以上にわたりビジネスパーソンとの交流や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届け。
「懲戒免職」と「懲戒解雇」の違いとは?
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会社や組織を辞めさせるという重い処分を意味する「懲戒免職」と「懲戒介護」。同じような意味を持つ言葉ですが、この2つの言葉には明確な違いがあるのです。ここでは「懲戒免職」と「懲戒解雇」の意味について詳しく解説していきます。
「懲戒免職」は公務員に対して行われる懲罰処分
「懲戒免職」とは、公務員が職務上の不正や過失を犯した場合に、その職から解任される処分を指します。公務員は国や地方自治体の公的な業務を担当しているため、その行動には高い道徳的・倫理的な責任が求められる職業です。そのため、たとえば賄賂の受け取りや公金の横領などの不正を犯した場合に「懲戒免職」の処分がくだされます。
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「懲戒解雇」とは民間企業の従業員に対して行われる懲罰処分
「懲戒解雇」とは、民間企業の従業員が業務上の重大な過失や不正行為を行った場合に適用される処分です。たとえば、業務上の秘密を外部に漏洩したり、業務に関連する重大なミスを犯したりした場合や、会社のお金を横領したりした場合などに「懲戒解雇」の処分がくだされます。
「懲戒免職」と「懲戒解雇」は不正行為に対する処分
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不正行為や職務怠慢は、公務員であれ民間企業の従業員であれ、許されるものではありません。しかし、それぞれの職種に応じて、適用される処分の内容や基準が異なります。「懲戒免職」「懲戒解雇」それぞれが適用される具体的なケースを見ていきましょう。
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