
フリゲート艦:駆逐艦より小型で低速
「フリゲート艦」は主力艦よりも小さくて、任務の補佐を埋める艦船です。ここで言う主力艦とは「駆逐艦」や「巡洋艦」を指しますが、特に「駆逐艦」のことを指します。明確な大きさでの定義はないため、各国が「フリゲート艦」と宣言すれば、それが「フリゲート艦」と扱われるのが現状です。
ちなみに「フリゲート(Frigate)」とは小型の艦船を意味する英語で、日本語の「フリゲート艦」という言葉は「艦」の意味が二重になっている表現と言えます。
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ここまで「巡洋艦」・「駆逐艦」・「戦艦」の違い、現代での各軍艦の特徴、そして「駆逐艦」と「フリゲート艦」の違いについて解説してきました。一口に軍艦と言ってもさまざまな種類が存在することがわかったのではないでしょうか。
国防には予算が必要で、その財源の一部を負担するのは当然ながら私たちの税金。自分たちの税金がどういった使われ方をしているのか知るためにも、軍艦というものに目を向ける機会があってもいいと筆者は思っています。