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3分で簡単にわかる巡洋艦・駆逐艦・戦艦の違い!フリゲート艦との違いも雑学好きライターがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。
軍事的な目的で使用される船が軍艦だな。時折港町に寄港したりするので、その勇壮な外観に目を奪われた人もいるかもしれない。しかし軍艦にはいくつか種類があるのを知っているだろうか。
今回は混同しがちな「巡洋艦(じゅんようかん)」、「駆逐艦(くちくかん)」、「戦艦」の違いについて、おおつけと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

巡洋艦・駆逐艦・戦艦の違い

image by iStockphoto

世界各国では軍事的な目的のため軍艦が導入されています。島国日本では海洋防衛のため、軍隊こそないものの海上自衛隊に軍艦が配備されていますね。そんな軍艦にも種類があります。代表的なものが「巡洋艦」、「駆逐艦」、「戦艦」です。ここではこの3種類の軍艦の違いについて解説していきます。

巡洋艦:防御と索敵が主な任務

「巡洋艦」は防御と索敵が主な任務。戦闘時の主力である大型艦船の護衛を目的として建造されたため、対潜や対空の迎撃・攻撃に長けた軍艦です。航空機や潜水艦からの攻撃を迎撃したり、攻撃してきた敵船を破壊したりします。

また艦隊周辺の索敵も行っており、敵を発見したら迅速に脅威を取り除くことが求められる艦船です。他にも偵察や通商破壊、陸上砲撃や上陸支援など多くの任務に当たります。

駆逐艦:機動力を活かした攻撃が主な任務

「駆逐艦」は英語で「Destroyer(デストロイヤー)」と呼ばれる、文字通り敵船の破壊を主な任務とする艦船です。「駆逐艦」は小型のものが多く、小回りや加速に優れているため機動力を活かした作戦が得意。魚雷を搭載することで「戦艦」など大型の敵船を破壊する、ジャイアントキラーとして活躍しています。

戦艦:艦隊の指揮をとる花形

日本人の心に残る「大和(やまと)」を始め、海戦の花形と呼べる艦船が「戦艦」です。かつては艦隊の旗艦(きかん)を務めることも多くありました。旗艦とは司令官が乗り指揮をとる軍艦のこと。

「戦艦」は圧倒的な火力と防御力を誇っています。主砲・副砲・機関銃といった装備の充実、敵の「戦艦」の主砲に耐えうる装甲の厚さ、数百~数千人規模の搭乗可能人数など、竣工当時の技術の粋を集めて造られたものがほとんどです。巨大なサイズと数万トンクラスのとてつもない重量を誇る反面、建造費・維持費ともに莫大なものとなっています。

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「巡洋艦」は防御と索敵、「駆逐艦」は機動力を活かした攻撃、そして「戦艦」は司令官が乗るような艦隊の花形なんだな!強力な主砲や分厚い装甲を誇る「戦艦」は、当然ながら何かとお金がかかるようだ。

\次のページで「現代の巡洋艦、駆逐艦、戦艦」を解説!/

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