太平山長勝寺は、津軽家の祖である大浦光信の菩提寺として、鯵ヶ沢に創建された寺院です。その後、大浦、堀越とともに津軽家の居城が移転され、慶長15年に現在の場所に移築されました。

境内には本堂の左手奥にある五棟霊廟があり、これらは御影堂から南に向かってほぼ一直線に並び、東に面して玉垣で囲まれ、正面に門が配置されているのが特徴。美しい風格を持つ三門、厳かな本堂や庫裡、津軽為信の木像を祀る御影堂、そしてその隣に並ぶ累代の藩主や正室の霊廟は、重要文化財に指定されているので、ぜひチェックしてみてください！

最勝院五重塔は、3代藩主信義によって計画され、明暦2年に建設が開始され、寛文7年に完成しました。

この五重塔は、津軽統一の際に戦死したすべての人々、敵味方を問わずに供養するために建てられたと言われています。塔の総高は31.2mで、東北地方一の美しい塔として高く評価されており、五重塔が少ない東北地域において非常に貴重な遺構とされていますよ。この重要な歴史的建造物は国の重要文化財に指定されているので、ぜひ一度見てみてください！

弘前市立観光館・山車展示館は、地域の観光の拠点として、様々な情報を提供する場所です。

弘前ねぷたまつりの雰囲気を体験できる1階では、「さくらはうす」というお土産コーナーや「食事処追手門」も営業しており、2階の津軽塗コーナーでは、津軽塗の製作工程を下地から完成までの48工程にわたってわかりやすく展示しています。また、山車展示館では、藩政時代から続く弘前八幡宮祭礼の山車の中から現存する7つの山車と、津軽地方の伝統的な太鼓である「津軽剛情張大太鼓」を保存・展示しているので、ぜひチェックしてみてください！

藤田記念庭園は、弘前市が市制施行100周年を記念して整備され、平成3年7月に一般公開された美しい日本庭園です。

この庭園は、もともと大正8年に日本商工会議所初代会頭である藤田謙一氏の邸宅として建てられ、東京から招かれた庭師によって江戸風の景観が作り上げられたもの。庭園の総面積は約21800㎡で、東北地方では平泉毛越寺庭園に次ぐ大規模な庭園として知られています。庭園内は、高さ13mの崖地を境にして高台部と低地部に分かれ、高台部庭園は岩木山を一望できる借景式庭園が広がっており、洋館や日本間、考古館などの建物は大正時代の面影を今に伝える貴重な遺産となっているので、ぜひ一度見てみてください！

旧弘前偕行社は、ルネサンス風様式を基調にした木造平屋建ての建物です。

建物の特徴として、正面の中央上部にある屋根窓や、軒廻りに施された持ち送り板、窓廻りの飾り枠、三角形の破風飾りなどが挙げられます。これらは豊かな装飾であり、建物全体に優雅な雰囲気を与えていますよ。玄関周りには、鋳鉄の柱を用いたポーチがあり、車寄せの妻飾りには唐草模様と陸軍第8師団に関連する「蜂」のレリーフが特徴的なので、じっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか。

禅林街は、弘前城の南西に位置し、風水の概念で言うところの裏鬼門の方角に広がっています。

まっすぐな参道の両側に美しい杉の木立と寺院が続く光景が広がっており、その風景は情緒に満ちているのが特徴。特に夜にはライトアップが行われ、幻想的な雰囲気に包まれた美しい風景が広がりますよ。このエリアは、歴史と宗教の重要な一端を担う場所として、訪れる人々を魅了しているので、ぜひ一度訪ねてみてください！

土淵川吉野町緑地は、現代アートを展示する弘前れんが倉庫美術館に隣接した緑豊かなエリアで、市民たちの活動や憩いの場として親しまれています。

この緑地は、多くの人々が集まり交流する場として機能し、自然の中でのリラックスした時間を楽しむ場所としても人気です。この緑地からは、日本最北の五重塔や雄大な岩木山、そして美しい弘前昇天教会の景色を眺めることができますよ。また、私鉄の弘南鉄道大鰐線の沿線に位置しており、時折電車が近くを通り過ぎる様子も楽しむことができるので、のんびりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

津軽岩木スカイラインは、美しい景色が広がる有料道路で、車で最も高い地点である8合目までアクセスできます。

この道路は全長約10㎞にわたり、途中には69ものカーブが待ち受けているのが特徴。特に3合目付近には、90年以上の樹齢を持つブナの天然林が広がっており、森林浴や自然散策にも最適な場所になっていますよ。8合目からはリフトを利用し、さらに徒歩で約30分ほど登ることで、頂上に到達することができるので、素晴らしいアウトドア体験をしてみるのもよいでしょう。

ミズバショウ沼公園は、岩木山の麓に位置する素晴らしい場所で、古くからミズバショウの群生地として知られています。

毎年4月下旬から5月上旬にかけて、美しい白い花々が一面に広がり、清楚で鮮やかな景色を創り出すのが魅力。この季節には、公園はまるで花で飾られた絵画のような風景になりますよ。また、7月下旬から8月上旬にかけては、ゲンジボタルが公園内で観察できるので、そのタイミングで訪ねてみるのもよいでしょう。

津軽藩ねぷた村は、弘前の夏の夜を彩る重要な無形民俗文化財である「弘前ねぷたまつり」を含む、津軽地方の文化や芸術を体験できる施設です。

この村では、津軽の伝統工芸品や津軽三味線の生演奏、大石武学流庭園など、地域の多彩な要素を一堂に体験することができます。特に「弘前ねぷたまつり」は、この施設で豊富に紹介されており、その華やかな祭りの魅力を存分に味わうことができますよ。津軽藩ねぷた村は、津軽の多様な文化や伝統に触れ、その魅力を存分に堪能できる場所なので、ぜひチェックしてみてください！

弘前市りんご公園は、広大な9.7haの敷地に約80種類2300本のりんごの木が植えられた魅力的なスポットです。

園内には、りんごにこだわった商品が展示・販売されているお土産コーナーや、軽食や喫茶が楽しめる「りんごの家」があります。また、岩木山を一望できる絶景スポットである「すり鉢山展望台」や、市の文化財である「旧小山内家住宅」、シードルを醸造する工房「kimori」など、見どころも豊富なのがよいところ。8月上旬から11月上旬にかけては、収穫体験も行われているので、実際にりんごを摘む楽しみを味わってみてください！

壱番館は、懐かしさを感じる土手町の雰囲気を楽しむことができる場所です。

この店で特に評判なのが、シンプルながら美味しいトーストメニューと絶品のコーヒーを楽しむことができるモーニング。また、名物の生クリームたっぷりのウィンナコーヒーも提供しています。このウィンナコーヒーは、クリームのふんわりとした口当たりが特徴で、コーヒーの苦味とクリームの甘みが絶妙に調和し、多くの方に喜ばれていますよ。レモンを絞って食べるホットサンドもおすすめなので、ぜひ訪ねてみてください！

レストラン ジョージの店は、昔ながらの洋食屋さんで、津軽地域の運動公園前駅から徒歩10分の場所に位置しています。

この店は、地元の学生やファミリーに愛されており、特にオムライスが絶品として評判です。名物オムライスは、ホワイトソースがたっぷりとかかったバターライスが特徴。ふんわりとした卵と濃厚なソースが絶妙に絡み合い、シンプルながらも食欲をそそる一品となっていますよ。この美味しいオムライスは500円でテイクアウトもできるため、ぜひ一度食べてみてください！

三忠食堂 本店は、映画「津軽百年食堂」の舞台としても知られており、多くの著名人も訪れたことで知られています。

津軽そばや中華そばをはじめとする美味しいメニューや、アットホームな雰囲気が魅力的です。この店の名物である津軽そばは、出汁に焼き干しと昆布を使用し、素朴な味わいが楽しめる一品。そばも自家製麺で挽きたて、打ち立て、茹でたての三拍子が揃っており、絶品のそばとして楽しむことができますよ。また、中華そばも津軽そばと並んで人気があるので、ぜひチェックしてみてください！

小山せんべいは、中央弘前駅から徒歩20分の場所に位置しています。

この店は青森駅や新青森駅にも支店を持ち、昔ながらのパリパリとした津軽のせんべいに、さまざまな種類の木の実を加えた名物のせんべいが味わえる有名な店です。この店では手焼きの実演を楽しめるのもポイント。手焼きならではの焼き目がついたせんべいは、ほんのり香ばしさが広がり、見た目にも手作り感が感じられる魅力的な一品なので、手土産に購入するのもよいでしょう。