簡単でわかりやすい!「just born」と「new born」の違いは?「neonate」・「Infant」との違いも雑学好きライターが詳しく解説
日本にも、赤ちゃんを表す「赤子」「乳飲み子」などの呼称がありますが、just bornとnew bornに比べると月例の定義はあいまいです。雑学好きライター・ねぼけねこと一緒に解説していきます。
- just bornとnew bornの違いをざっくり解説
- just born:生後一カ月以内
- new born:生後数日から数週間
- just bornとnew bornの使い分けについてもっと詳しく!
- 1.どちらでも問題ないことが多い
- 2.医療・保険分野での使い分け
- 3.商品・サービスに関する使い分け
- just bornとnew bornと似た言葉についてもっと詳しく!
- 1.neonate:出生から生後一カ月までの期間を指す医学用語
- 2.infant:新生児から自力で歩行ができるようになるまでの間の子供
- 3.baby:赤ちゃん
- just bornは生後一カ月以内、new bornは数日から数週間以内
この記事の目次
ライター/ねぼけねこ
法学部出身。某大組織での文書作成・広報部門での業務に10年以上従事し、IT・プログラミング分野の歴史にも詳しい。
just bornとnew bornの違いをざっくり解説
まず最初に、just bornとnew bornの違いについてざっくり説明しましょう。just bornとnew bornはどちらも生まれたばかりの赤ちゃんを指す言葉ですが、一般的にはjust bornは生後一カ月以内、new bornは生後数日から数週間を意味します。以下で詳しく解説しましょう。
just born:生後一カ月以内
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just bornというのは生後一カ月以内の、まだ生まれたてと言える赤ちゃんを指す言葉です。例えば、just bornの赤ちゃんは、まだ目がぼやけていたり、ほとんど寝ていたりするでしょう。他にも、母親の匂いや声に反応したり笑顔を見せたりすることもあります。この時期がjust bornなのだと考えてください。
もともとjustという英単語は「ちょうど」や「まさに」の意味で、bornは「生まれた」という意味です。Justは、出来事や状況の特別さを強調し、驚きや感動を示す際にも使われるので、just bornも赤ちゃんに対する感動や驚きのニュアンスが含まれていると言えるでしょう。
new born:生後数日から数週間
一方、new bornという言葉は生後数日から数週間以内の赤ちゃんを指します。赤ちゃんによって成長の早さは異なるので、Just bornとの違いを厳密にはっきりさせるのは難しいでしょう。
newは「新しい」や「新たな」、bornは「生まれた」という意味なので、new bornは「新しく生まれた」というニュアンスを持っています。日本語に訳すなら「新生児」が最も近いと言えるでしょう。ちなみに新生児は生まれてから一カ月くらいの赤ちゃんのことです。
前述の通り、just bornはニュアンスとして赤ちゃんに対する感動や驚きを含みますが、new bornはもう少し冷静に、赤ちゃんの成長や発達に関する事実や知識を伝える文脈で使われます。
just bornとnew bornの使い分けについてもっと詳しく!
ここまでで、just bornとnew bornという言葉の違いについて説明しました。次に、そんなjust bornとnew bornの使い分けについて見ていきましょう。
基本的に、両者のどちらを使っても問題ないことが多いですが、new bornの方がより一般的だと言えます。また医療や保険・あるいは商品やサービスに関する分野では、just bornとnew bornの使い分けが大切になることもあるでしょう。
1.どちらでも問題ないことが多い
just bornとnew bornはいちいち細かく使い分けないことの方が多いですが、より一般的なのはnew bornの方でしょう。new bornは、赤ちゃんの成長や発達に関する事柄を伝達する際に使われることが多いからです。
もともと、new bornは英語圏の国々で広く認められている用語で、例えばNewborn ScreeningやNewborn Careなどのプログラムやサービスではnew bornという言葉が使われがちと言えます。
いずれにせよ、just bornとnew bornは似ている言葉なので、普通の日常生活の会話の中では完全に区別する必要はありません。
2.医療・保険分野での使い分け
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just bornとnew bornは、医療・保険分野では発達段階に応じて使い分けることがあります。例えば、生後一カ月以内のjust bornの時期の赤ちゃんは未熟なため、感染症や低体温などのリスクが高く、特別なケアが必要だからです。
また、この時期には新生児検診や予防接種などの健康管理が行われますし、保険分野ではjust bornの赤ちゃんに対して、入院や手術などの一時金を支払う保険商品も存在します。
一方、new bornの時期の赤ちゃんは、徐々に体が成長して視力や聴力などの感覚が発達するでしょう。保険分野では、この時期の赤ちゃんに対する、先天性疾患や先進医療などの保障を提供することもあります。
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3.商品・サービスに関する使い分け
just bornとnew bornは商品・サービスに関する分野でも細かく使い分けることがあります。その理由は、赤ちゃんの成長に合わせてプレゼントや記念品の種類やデザインが異なってくるからです。
例えば、赤ちゃんの誕生日や出産祝いなどに関する商品・サービスはとても需要が高いですが、そこではjust bornという言葉を使ったものがたくさんあります。
中でも、赤ちゃんの誕生直後の姿を撮影した記念写真の撮影サービスは特に人気です。just bornという言葉と、赤ちゃんの名前・誕生日などを一緒にあしらった写真フレームやアルバムを購入する人も少なくありません。
just bornとnew bornと似た言葉についてもっと詳しく!
ここまでで、just bornとnew bornという言葉の意味や使い分けについて解説してきました。最後に、そんなjust bornとnew bornと似たニュアンスの言葉について見ていきましょう。
just bornとnew born以外にも、赤ちゃんを表す言葉はたくさんあります。例えば医学用語であるneonateや一歳未満の乳児を表すinfant、赤ちゃんや幼児のほか、場合によっては大人を指すこともあるbabyなどです。
1.neonate:出生から生後一カ月までの期間を指す医学用語
just bornとnew bornに似た言葉として、ラテン語のneonatus(新しく生まれた)に由来するneonateという単語があります。neonateは赤ちゃんの出生から生後一カ月までの期間を指す医学用語で、月齢としてはnew bornと同じです。
この言葉は医療や保険などの分野で使われることが多く、一般的な会話ではあまり耳にしないかも知れません。新生児期の赤ちゃんは体や感覚が未熟なため定期的なケアや検査を必要としますが、そうしたサポートが必要な存在を指す、専門的な言葉なのです。
2.infant:新生児から自力で歩行ができるようになるまでの間の子供
infantという単語もあります。ラテン語で「話せない」という意味のinfansから来ている単語で、赤ちゃんや幼児を指す言葉ですが、特に新生児から自力での歩行ができるようになるまでの間の子供が対象となるものです。
infantは、babyやnew bornと同じように使われることがありますが、例えば、医療や保険などの分野では、infantに見合ったサービスや保障が提供されます。また、航空業界ではinfantは二歳未満の赤ちゃんを指すことも少なくありません。
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