簡単でわかりやすい！パンテーンの種類ごとの違いとは？髪の毛を美しく保つための方法も雑学大好き図書館司書が詳しく解説

ライター／ひろみ

図書館司書として勤務18年目の主婦ライター。利用者から寄せられるさまざまな疑問に答えるため、日々尽力している。

パンテーンとは

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パンテーンはP&G社が販売しているヘアケアブランドのひとつ。世界200か国以上で流通している商品です。

パンテーンというネーミングは、商品に配合されている成分のひとつであるプロビタミンB5の別名「パンテノール」からつけられました。プロビタミンB5には細胞を活性化させる働きがあります。特に髪の成長促進に効果を発揮。切れ毛・枝毛の防止、育毛に役立つとされている成分です。

パンテーン商品の種類とその特徴

パンテーンの商品には、髪の悩み別にさまざまな種類のものがあります。ここからは、各シリーズについてくわしくみていきましょう。

1.ベーシックライン：バランス重視

切れ毛や枝毛等のダメージが気になる人向けの「エクストラダメージケア」、髪の広がりやパサつきをケアしたい人のための「モイストスムースケア」、細い髪、ぺたんこになる悩みを解消する「エアリーふんわりケア」の3種類。手頃な価格で、バランスよくダメージ補修や保湿ができるシリーズです。

2.パンテーンミラクルズ：肌にやさしい

パンテーンミラクルズはサルフェートという硫酸系の化合物やパラベン、着色料を使用していないため、肌が敏感な人にも安心のシリーズです。100パーセント天然のつばき油を使って補修力を高めた「シルキーリペア」と、100パーセント天然のバオバブエキスを配合した保湿効果が期待できる「うるおいブースト」の2種類があります。

「シルキーリペア」はベリー系の果実とホワイトムスクの華やかな香り、「うるおいブースト」はりんごやシトラスなどの果実とクリーンムスクのさわやかな香りが特徴です。

3.パンテーンエフォートレス：寝ぐせをおさえて、まとまりやすい髪に

髪の水分量を保ち枕との摩擦が原因で起こるダメージを防ぐことで、朝の寝ぐせや髪の毛のからまりをおさえてくれるのがパンテーンエフォートレスシリーズ。エフォートレスとは直訳すると「努力しない」という意味です。ここでは、寝ぐせなおしに苦労しなくていい、という感じでしょうか。香りはフローラル系です。

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4.パンテーンPRO-Vミセラー：地肌までしっかり洗える

パンテーンPRO-Vミセラーは地肌も髪もしっかり洗えることをアピールしたシャンプーです。配合されているミセラ―粒子が汚れに吸着し、毛穴の奥まですっきりと洗い流します。サラサラした仕上がりを求める人向けの「ピュア＆クレンズ」、なめらかで艶のある髪の毛になりたい人への「ピュア＆ローズウォーター」、潤いを重視した「ピュア＆モイスト」の3種類。

「さっぱりしたミント系」「ローズとすずらんのフレッシュなフローラル系」「すみれとぼたんの優しいフローラル系」をイメージした香りのシャンプーです。

5.パンテーンマカロン：3種類の洗い流すトリートメント

こちらは、洗い流すトリートメントのみのシリーズで、シャンプーは発売されていません。マカロンのようなカラフルな色をしたパッケージに入った1回使い切りサイズの洗い流すトリートメントです。「うるつやリッチ」「色つやリッチ」「うるさらリッチ」の3種類があり、それぞれ、乾燥やカラーによってダメージを受けた髪に潤いを与える効果があります。

健康で美しい髪の毛を保つために

悩みにあったシャンプーやトリートメントを選ぶことは大切ですが、髪の毛を洗う、乾かすという基本的なことも丁寧に行いましょう。日々のちょっとした心がけが、健康な髪の毛を保つことにつながりますよ。ここからは洗い方や乾かし方のコツを紹介していきます。

1.髪の毛の上手な洗い方：あらかじめしっかりとブラッシングしておく

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ぬらす前にブラシで髪をとかして毛先のもつれをなくし、頭皮や髪についた汚れを浮かしておきます。その後、予洗いを。予洗いとは、シャンプーを付ける前に髪の毛と頭皮をお湯でしっかり洗い流すこと。それだけで軽い汚れは落ち、シャンプーがよく泡立つようになります。

シャンプーを手に取り、手の平を使って十分に泡立てましょう。お湯を少し加えると泡立ちやすくなりますよ。その泡を頭皮、髪の毛の順になじませ、指の腹で頭皮をマッサージするように優しく洗い、すすぎ残しのないよう十分にシャンプーを洗い流します。洗うときに、爪をたてたり、髪の毛同士をこすり合わせたりしないように注意が必要です。

2.トリートメントの上手な使い方.：決められた量、放置時間を守る

トリートメントを使用する際のポイントがいくつかあります。まずは使用する前に髪の毛の水分をしっかり切ること。水分を切ることでトリートメント成分が薄くなることを防げます。また、頭皮ではなく毛先につけるようにしましょう。頭皮につけるとトリートメントの油分が毛穴をふさいでしまい、逆効果になります。

規定量より多く使用したり長時間置いたりしても成分が髪に浸透する量は同じなので、決められた放置時間を守り、適切な量を使うことが大切です。シャンプーと同様、しっかりすすぐようにしてください。

3.髪の毛の上手な乾かし方：同じ場所に温風をあて続けない

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ぬれた髪の毛は傷みやすいので、できるだけ早く乾かすことが必要です。まずは乾いたタオルで髪の毛をはさみ、優しくたたいて水分をとります。頭皮や根元の部分は乾きにくいので、しっかりと。

ドライヤーも根元部分から先にあてましょう。髪の毛から10-15センチ離し、手を使って髪の毛を広げて全体に風があたるようにすると速く乾きます。同じ場所に風をあて続けないようにしてください。強めの温風で8割程度乾かしてから、弱い温風で髪形を整えます。最後に冷風をあてて仕上げることで、髪の毛が落ち着きますよ。

4.バランスの良い食事：特にタンパク質が重要

髪の毛をつくっている主な成分はタンパク質。そのため、タンパク質を多く含む肉類や卵、乳製品や大豆類を積極的に摂取することが重要です。また、ビタミンや亜鉛も丈夫で強い髪の毛をつくるために必須の栄養素なので、緑黄色野菜やナッツ類もとるようにしましょう。

鉄分の不足は抜け毛の原因になることも。カルシウムには、髪に黒い艶を与える色素細胞を活性化させる働きがあります。栄養バランスのとれた食事をとることは、健康的な髪の毛を維持するためにも不可欠です。

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5.生活習慣：十分な睡眠をとる

髪の毛の成長を促す成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。特に多く分泌されるのは眠ってから約3時間のあいだ。傷ついた髪の毛や頭皮の修復もこの時に行われます。睡眠不足が続くとこの成長ホルモンの働きが不十分になり、抜け毛や切れ毛が増えることに。髪の毛のためにも、毎日十分な睡眠をとるようにしましょう。

日々の心がけで美しく健康的な髪に

今回はパンテーンの商品についてくわしく見てきました。いくつか種類があるので、その時の気分や髪の状態に合わせて選ぶのもいいですね。好みの香りのものを使えば、リラックス効果も期待できます。シャンプーやトリートメントにこだわるだけでなく、洗い方や乾かし方、日々の生活習慣も見直して、健康的で丈夫な髪の毛をつくりましょう。