
簡単でわかりやすい!昼顔と朝顔の違いは?色や大きさ・花言葉も雑学好きライターが詳しく解説
昼顔:ヒルガオ科ヒルガオ属
昼顔はヒルガオ科ヒルガオ属に属しています。同じヒルガオ属の植物は他にもいくつかあり、例えば、ヒルガオやハマヒルガオ、ノウゼンカズラなどが挙げられるでしょう。世界に25種存在するヒルガオ属の植物は、その半数がカリフォルニア州の固有種です。
ハマヒルガオは、海岸に自生するつる性の植物で、淡紅色で4〜5センチの花を咲かせます。塩分に強いのが特徴です。またノウゼンカズラは、赤や黄色や白などの色があり、花びらが五枚あり星形になっています。
ちなみにノウゼンカズラをはじめとする昼顔系の植物の多くは有毒植物です。食べたり触ったりすると、アルカロイドによって吐き気や下痢や皮膚炎などの症状が出ることがあります。
朝顔:ヒルガオ科サツマイモ属

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次に、朝顔はヒルガオ科サツマイモ属に属しています。日本の固有種ではなく、もともとは奈良時代に中国から渡来して薬草として用いられていました。よって日本朝顔、西洋朝顔、朝鮮朝顔などがあります。
また、ヒルガオ科サツマイモ属に属する植物では、ハナビシソウやサツマイモ、クウシンサイ(空心菜)などが挙げられるでしょう。ハナビシソウは花が星形になっていて、白やピンクや紫などの色があるなど朝顔とは多くの共通点があります。
また、サツマイモやクウシンサイなど、野菜として食べることができる植物も多いです。サツマイモは言うまでもありませんが、クウシンサイも近年、中華料理などでも頻繁に使われるようになってきました。
昼顔と朝顔の花の色と大きさは?
ここまでで、昼顔と朝顔の科と属を解説しました。次に、昼顔と朝顔の花の色と大きさを見ていきましょう。まず昼顔の花は淡いピンク色で、直径は約5~6センチです。一方、朝顔の花はさまざまな色があり直径も約10~15センチと大きく、双方の違いはこうした点にも見ることができます。
昼顔:淡いピンク色で5~6センチ
昼顔の花は淡いピンク色で、紫外線を反射して花びらを傷めないようになっています。先述した「曜」の数は、品種によって異なりますが一般的には5本とされており、また花の大きさは5~6センチと小ぶりです。朝顔よりもかわいらしいサイズと言えるでしょう。葉は厚く表面がざらついており、これによって水分の蒸散を抑えることができるという特徴があります。
朝顔:さまざまな色があり10~15センチ

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朝顔の花の色は青・紫・赤・白・複色などさまざまで、よって私たちも、自分の好みの色のものを選ぶことが可能です。花の大きさは10~15センチと大きく、品種改良されたものでは20センチ以上に及ぶものもあります。
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