3分で簡単にわかる!不公平と不平等の違いとは?ビジネスでの使い分けや類義語も読書家ライターがわかりやすく解説!
ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
不公平と不平等の違いとは?
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不公平と不平等はどちらも偏りがなくどれもが等しいことを意味する言葉ですが、実はそれぞれ細かい意味に違いがあります。この機会にそれぞれの意味の違いを覚えておきましょう。
その1.不公平とは?
不公平とは偏りがあること、公平ではないことを意味する言葉です。「不公平な扱いを受ける」といった使い方で用いられており、特にえこひいきなど扱いに偏りがあり、不服を感じることを表して使われています。「不平等」とは用法や使用される頻度に違いがあるため、こちらの違いに注意して使い分けていきましょう。
またこちらは英語では「Equity」と表現されるため、あわせて覚えておきましょう。
その2.不平等とは?
不平等とは、偏り・差別があること、平等ではないことを意味する言葉です。「不平等をなくそう」といった使い方で用いられており、こちらは主に地位・立場に偏りがある社会問題について表現する形で使われています。「不公平」と比較すると、こちらは社会問題としての偏り・差別について表現することが多い点に注意して覚えておきましょう。
またこちらは英語では「Equality」と表現されるため、こちらもあわせて覚えておきましょう。
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ビジネスでの公平と平等の扱い
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ビジネスの場では、「平等」はすべての従業員を同じように扱い機会・資源を同じだけ利用できるようにすること、一方「公平」は個人の身体的な障害・精神的な健康・言語の違いといった個人個人の違いを加味した上で、それぞれの状況にあったサポートを行うことと考えられています。こちらも覚えておきましょう。
こうした考え方からマネジメントの現場では、個人の状況を考えず一律に同じ扱いをする「平等」は好ましくなく、公平性を重視するべきだと話されることもあります。「公平」と「平等」のこうした使い分けについても、この機会にあわせて覚えておきましょう。
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不公平・不平等の類義語について
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不公平・不平等の類義語についても、この機会に確認しておきましょう。類義語には「偏重(へんちょう)」・「偏向(へんこう)」・「差別(さべつ)」などがあります。「偏重」は物事の一面だけを重んじること、一方ばかりを重んじることを意味する言葉です。不公平とよく似た意味を表す言葉となっています。
「偏向」はかたよること、考え方がかたよっていることを意味する言葉です。こちらも中立ではない状態を意味しています。「差別」は取り扱いに差をつけること、他より不当に扱うことを意味する言葉です。こちらも公平・平等ではない状態を意味する言葉となっており、「不公平」・「不平等」の類義語となっています。
「不公平」は偏りがあることで「不平等」は偏りや差別があること!
この記事では不公平と不平等の違いを説明しました。「不公平」は偏りがあること・公平ではないことを意味しており、「不平等」とは偏りや差別があること・平等ではないことを意味する言葉です。不公平は扱いに偏りがあり不服を感じている時によく使われ、不平等は地位や立場に偏りがある社会問題について表す時によく使われているため覚えておきましょう。
またビジネスの場では「平等」はすべての従業員を同じように扱うことを表し、「公平」は個人個人の個別の状況を加味した上で、それぞれにあったサポートを行うことと考えられています。こうした使い分けについても覚えておきましょう。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。
