雑学

簡単でわかりやすい!ジャンパーとブルゾンの違いは?歴史や着こなし方も雑学好きライターが詳しく解説

ブルゾン・ジャンパー・ジャケットの違いはあいまい

ブルゾンとジャンパーと混同して使われがちな言葉として「ジャケット」があります。これらは全て丈の短い上着のことを指すのですが、実は、この三つの言葉に明確な定義はありません。

ブルゾンとジャンパーは先述した通り作業着や軍服として用いられることもあり、機能性が重視された作りになっているのが特徴です。一方、ジャケットは袖のある上着の総称で、テーラードジャケットなどの種類があります。

しかし、これらの言葉は素材や形状によってさまざまな種類がありますし、同じものでも呼び方が異なるケースも少なくありません。スタジャンをブルゾンと呼んだり、英語圏では「jumper」はセーターやニットを指す場合もあります。

ジャンパーとブルゾンの歴史は?

ここまでで、ジャンパーとブルゾンの共通点と違い、そしてジャケットとの違いをざっくり説明しました。さらにもう少し深堀して、今度はジャンパーとブルゾンの歴史を見ていきましょう。双方の歴史を知ることで、その違いがさらに理解できるでしょう。

ジャンパー:「ジャケット」が語源

ジャンパーの語源は「ジャケット」です。

17世紀頃に存在したカートルという衣服が、部位ごとにジャケット・ボディス・チュニックなどといった別の衣類として分かれていき、そのうちジャケットが「ジュープ」と呼ばれるようになりました。それが「ジャンプ」に変化し「ジャンパー」になったと考えられています。

ジャンパーはもともとは作業着や軍服として用いられていましたが、20世紀に入るとファッション性の高いアイテムとして発展しました。特に、第二次世界大戦後にアメリカ軍のフライトジャケットやレザージャケットが流行し、映画スターなどの有名人が着用したことで人気が高まりました。

ブルゾン:もとは「裾を絞ったブラウス」の意味

ブルゾンの語源は、フランス語で「裾を絞ったブラウス」という意味の「blouse(ブルーズ)」だとされています。丈が短くて裾が絞られた上着のことを指し、もともとは作業着や軍服として用いられるジャンパーの一種でした。

ブルゾンの原型となったのは、イギリスで1948年に製造されたゴルフジャケットモデルというゴルフ場で着用する防寒着(ジャケット)で、やはり裾を絞って身頃をふくらませたデザインが特徴で、素材や色・柄はさまざまでした。

その後、アメリカの軍服やバイカーの革ジャンなどがブルゾンのデザインに影響を与えました。日本では、1980年代以降にファッション性の高い街着としてブルゾンが流行しています。

ジャンパーとブルゾンの着こなし方は?

ジャンパーとブルゾンはそれぞれに特徴や魅力があります。いずれも一年を通して着用可能ですが、季節やシチュエーションに合わせてコーディネートすることで、さらにおしゃれ度をアップさせることが可能です。それぞれの着こなし方を見ていきましょう。

\次のページで「ジャンパー:シーンに合わせて組み合わせる」を解説!/

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