簡単でわかりやすい!Core i5とCore i7の違いとは?性能や機能・選び方もプログラマーがわかりやすく解説
ポイント1:ゲームや動画作成するならCore i7
一番重要なのは、目的とした使い方にCore i7が必要かどうか。そのため、どういった場合にCore i7が必要かを考えることで、どちらがよいかが決まってきます。そんなi7が必要になる使い方で一番多いのがゲームや動画作成などです。
ゲームにも色々ありますが、リアルな画面のゲームは多くの計算が必要。性能のよいi7が向いているものの一つです。また、動画作成、編集も多くの計算が必要になります。ゲーム実況などは、ゲームをしながら動画を配信するため、高い性能が必要。動画配信者の多くが高性能なパソコンを使っているのは、そのくらいの性能が必要だからなのです。
ポイント2:多くのアプリを同時に使うならCore i7
ポイント2は同時に使うアプリの数。Core i7はi5よりコア数が多く、ハイパースレッディングも利用できると説明しましたよね。これはトラックの台数だと説明しましたが、多くの荷物を運ぶには、多くのトラックがあった方が効率がよいのは当然です。多くのアプリを同時に使うということは、運ぶ荷物が多いというのと同じ。トラックの台数が多いi7の方が快適なのです。
同時に多くのアプリを使うと言うのは具体的にはどういう状況なのか。例えば、Webブラウザで多くのタブを開くのも確かに荷物が多い状態です。ただ、同時に多くのタブを見ることは少ないので、総量は多くても少ないトラックでもこなせます。一方、プログラムを作る場合などは同時に多くの作業が必要です。そのため短時間で多くの荷物を運ばなければならず、性能のよいi7が向いています。
ポイント3:一般的にはCore i5でも十分
ポイント1、2で説明したような計算が多く必要であったり、同時に多くの作業をする必要がない場合はどうでしょう。多くはCore i5で十分です。2000年以前と違い、2000年以降はコンピューターの性能が上がっています。そのため、会社や学校で使うパソコン作業や、Webサイトの閲覧、動画や音楽の視聴くらいの普通の作業であれば、一般向けのCore i5で十分なのです。
実際に、会社で仕事用に使われているパソコンの多くはCore i5。場合によってはCore i3であることも。ノートパソコンなどでは後から部品を変更できないことも多いのでよく検討する必要があります。しかし、部品交換可能なパソコンであれば必要になったら交換するという考え方でも十分です。
数字が大きい方が性能もよいが、自分に合ったものを使おう
パソコンは毎年性能がよくなります。そのため、数年前の高性能機よりも、現在の中級機の方が性能がよいことも。そのようなケースを除けば、Core iシリーズは数字の大きい方が性能が高いです。ただ、現在のコンピューターは高性能。学生や会社員が普通に使う用途であればCore i5で十分なことも多いです。
そのため、Core i7にするかどうかはもっと性能が必要かどうか。具体的にはゲームや動画作成・編集、プログラム作成などです。Core i7かi5かを悩む状況であれば、多くはCore i5で十分。それよりも、メモリやディスプレイを増やした方が快適なことも多いです。



