この記事では登記簿謄本と登記事項証明書の違いについてみていきます。結論から言うとどちらも同じ内容を証明するもので、実質同じ書類です。2つの違いは情報の管理方法だけで、書面で管理していた登記簿謄本は名前だけが残っている状態。多くの登記所で取得できるのはコンピュータで管理する登記事項証明書になっているぞ。そんな登記簿謄本と登記事項証明書について、雑学ライターYunaと一緒に解説していきます。

ライター/Yuna

現役ママライターのYuna。文学部出身。「今すぐ使える雑学」をコンセプトに解説していく。

登記簿謄本と登記事項証明書は同じ書類

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登記簿謄本が必要なのに、登記所などで登記事項証明書しか用意できないと言われて困った経験をしたことはありませんか?実は登記簿謄本と登記事項証明書は、実質同じ書類なんです。

登記簿謄本は登記事項証明書の昔の呼び方で、紙からコンピュータへ情報を管理する方法が変わって以降は登記事項証明書で統一されました。登記簿謄本が必要になった場合は、登記事項証明書を発行してもらいましょう。

違いその1.管理方法

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登記簿謄本と登記事項証明書の違いの1つ目は管理方法です。登記簿謄本は手書きの帳簿で管理された情報を写したもの、登記事項証明書はコンピュータで管理された情報を印刷したものを表します。多くの登記所で帳簿管理のデジタル化が進んだため、現在は登記事項証明書のみ取り扱う登記所が増えたのです。

登記簿謄本:紙で管理

登記簿謄本とは、紙で管理されていた登記簿を複写したものです。登記簿謄本の謄本とは、原本をそのまま書き写すことを表します。現在の登記事項証明書のことを登記簿謄本と呼んでいた時期は、登記簿を手書きで管理していました。登記簿の管理方法がデジタル化した今、登記簿謄本の呼び方は慣習で残されているに過ぎません。

登記事項証明書:コンピュータで管理

登記事項証明書とは、コンピュータで管理されている登記簿を印刷したものです。登記簿の管理方法は、手書きのアナログ式からコンピュータ管理に発展。原本を書き写す意味の謄本という名前を見直す必要があり、登記簿謄本から登記事項証明書へと呼び方が変更されました。

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違いその2.申請方法

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登記簿謄本と登記事項証明書は申請方法が異なります。登記簿謄本は慣習で残っている呼び方のため、現在は一部の登記所を除いて申請自体を受け付けていません。多くの窓口で取得できるのは登記事項証明書です。登記簿謄本と登記事項証明書は同義なので、登記簿謄本が必要だと言われた場合は登記事項証明書を用意しましょう。

登記簿謄本:一部の登記所のみで取り扱う

登記簿謄本は多くの法務局・登記所で登記事項証明書にすげ替えられており、登記事項証明書の便宜上の呼び方として登記簿謄本が残されている状態です。最寄りの法務局や登記所を訪ねてもほぼ登記事項証明書を案内されるでしょう。登記簿を紙で管理するシステムが残っている登記所では登記簿謄本が取得可能ですが、わざわざ探す必要はありません。

登記事項証明書:オンラインで手続きが可能

登記事項証明書の申請方法は3つの方法があります。1つ目は、法務局や登記所の窓口で直接申請する方法です。2つ目は、申請書を郵送して受け取る方法。3つ目は、インターネットで手続きが完結するオンライン請求です。

法務局は北海道を除いて1県に1か所のみで、窓口申請の場合待ち時間が長引く可能性があります。郵送の場合も手元に書類が届くまで長く見積もり1週間程度。オンライン手続きなら自宅から手続きが可能なので、パソコンの操作が苦手でなければオンライン手続きで取得しましょう。

\次のページで「登記事項証明書を取得しよう」を解説!/

登記事項証明書を取得しよう

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登記事項証明書の取得は、窓口・郵送・オンライン請求の3つの手段があります。おすすめの手段はオンライン決済が可能で、移動や郵送の手間が省けるオンライン請求です。最もおすすめしない手段は郵送請求。発行手数料も高い上、手元に証明書が届くまで数日から1週間程度かかります。どの手段を選ぶ場合もスケジュールに余裕を持って行動しましょう。

登記事項証明書の取得に必要なものは?

登記事項証明書の取得に必要なものは、申請書と手数料の2点です。

1つ目の申請書は法務局窓口もしくは郵送での申請の場合に限り、登記事項証明書交付申請書の記入・提出をします。2点目の登記事項証明書の発行手数料は、どの手段を選んでも必要です。登記事項証明書が50枚まで1通につき480円から600円の手数料がかかります。申請書は法務局窓口で受け取るか、法務局WEBサイトからダウンロードできますよ。

登記事項証明書の取得で注意することは?

登記事項証明書の取得で唯一注意したいのは、申請に必要な情報を調べておかないと、登記事項証明書の申請が不可能なことです。

ご来庁の際に法務局備え付けの請求書に,請求されます不動産(土地・家屋)の所在地番,家屋番号,会社・法人の場合は商号(法人名),本店を記載していただきますので,あらかじめ権利書等で確認の上,お越し願います。

(出典:岐阜地方法務局,https://onl.tw/d2vEBpE)

所在地番や家屋番号などが不明のままだと、登記事項証明書の申請ができません。不動産を管轄する法務局でない限り、窓口で調べてもらうのは不可能です。取得の際に必要なものは少ないですが、上記の情報を事前に調べておかないと申請自体ができない可能性があるので注意しましょう。

登記事項証明書の取得は最寄りの法務局の窓口で

登記事項証明書の発行はオンライン手続きが推奨されており、証明書等の請求体験も行えます。オンライン手続きが不安な場合は、郵送または最寄りの法務局・登記所窓口で請求しましょう。登記所は平日のみの営業の場合もあるため、訪問する際は事前に営業時間を確認しておきましょう。

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簡単でわかりやすい登記簿謄本と登記事項証明書の違い!実は同じ書類?雑学ライターが詳しく解説

この記事では登記簿謄本と登記事項証明書の違いについてみていきます。結論から言うとどちらも同じ内容を証明するもので、実質同じ書類です。2つの違いは情報の管理方法だけで、書面で管理していた登記簿謄本は名前だけが残っている状態。多くの登記所で取得できるのはコンピュータで管理する登記事項証明書になっているぞ。そんな登記簿謄本と登記事項証明書について、雑学ライターYunaと一緒に解説していきます。

ライター/Yuna

現役ママライターのYuna。文学部出身。「今すぐ使える雑学」をコンセプトに解説していく。

登記簿謄本と登記事項証明書は同じ書類

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登記簿謄本が必要なのに、登記所などで登記事項証明書しか用意できないと言われて困った経験をしたことはありませんか?実は登記簿謄本と登記事項証明書は、実質同じ書類なんです。

登記簿謄本は登記事項証明書の昔の呼び方で、紙からコンピュータへ情報を管理する方法が変わって以降は登記事項証明書で統一されました。登記簿謄本が必要になった場合は、登記事項証明書を発行してもらいましょう。

違いその1.管理方法

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登記簿謄本と登記事項証明書の違いの1つ目は管理方法です。登記簿謄本は手書きの帳簿で管理された情報を写したもの、登記事項証明書はコンピュータで管理された情報を印刷したものを表します。多くの登記所で帳簿管理のデジタル化が進んだため、現在は登記事項証明書のみ取り扱う登記所が増えたのです。

登記簿謄本:紙で管理

登記簿謄本とは、紙で管理されていた登記簿を複写したものです。登記簿謄本の謄本とは、原本をそのまま書き写すことを表します。現在の登記事項証明書のことを登記簿謄本と呼んでいた時期は、登記簿を手書きで管理していました。登記簿の管理方法がデジタル化した今、登記簿謄本の呼び方は慣習で残されているに過ぎません。

登記事項証明書:コンピュータで管理

登記事項証明書とは、コンピュータで管理されている登記簿を印刷したものです。登記簿の管理方法は、手書きのアナログ式からコンピュータ管理に発展。原本を書き写す意味の謄本という名前を見直す必要があり、登記簿謄本から登記事項証明書へと呼び方が変更されました。

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