簡単でわかりやすいフリースとボアの違い!素材感や用途もファッション好きライターが詳しく解説
違いその2.生地の厚み
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フリースとボアは生地の厚みが異なります。フリースは薄くて早く乾くので、インナーや裏地に使われることが多く着ぶくれしません。一方ボアはもこもこ分厚い生地で保温性も高いので、ボア素材のアウターが1枚あればしっかり暖かく過ごせます。寒い季節に重宝されるフリースとボアですが、生地の厚みの違いによってコーディネートの見た目も差別化しやすいです。
フリース:薄く速乾性が高い
フリース素材は薄くて軽い上、速乾性に優れています。汗っかきの人が寒い季節に温かい服を着ていると、服が蒸れて嫌な思いをした経験があるのではないでしょうか。フリースは水分を含んでも吸収が早いので、汗をかいてもベタベタせず洗濯後も乾きやすいんです。汗っかきや敏感肌の人は、蒸れにくいフリースを着て快適に寒い季節を乗り越えましょう。
ボア:厚く保温性が高い
ボア素材は生地に厚みがあり、保温性が高いのが特徴です。寒い季節に冷たい風が洋服をすり抜けて、肌寒い思いをした経験はないでしょうか。ボアは風を通しにくく体温を閉じ込めてくれるので、重ね着しなくてもしっかり温まります。デザインも豊富で、ルームウェアからアウターまで様々なシーンで活用できますよ。
違いその3.用途
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フリースとボアは用途によって使い分けられます。機能性を優先するならフリース、ファッションやおしゃれを優先するならボアがおすすめです。2つの違いは着用したときの体のシルエットにも表れます。フリースはタイトで体に沿うデザイン、ボアはボリュームのあるデザインが多いです。どちらも温かいので、自分の好みのシルエットで選ぶのも良いでしょう。
フリース:登山やアウトドアで着る
フリースは登山や釣りなどのアウトドアのシーンで活躍します。軽量で速乾性があるフリースは、アクティブに体を動かしたいときにぴったり。アウターやインナー、裏地にあしらわれていても使いやすいです。ファッションとして着用する場合は、カジュアルでスポーティーな雰囲気で着こなせますよ。
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