この記事では、iPhoneのバックアップと同期の違いについてみていきます。どちらもiPhoneが故障したり機種変更をしたりして新しくiPhoneを購入したときによく聞く言葉ですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。また、iPhoneのデータに関する言葉で「復元」という言葉もよく使われる。これはどのような操作を意味するのでしょうか。今回の記事では、iPhoneの「バックアップ」「同期」「復元」についてiPhoneユーザーライターりんと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/りん

保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。iPhoneを9年間使っている経験を活かし、バックアップと同期についてわかりやすく解説していく。

バックアップと同期はなにが違うの?

iPhoneを使っていると耳にする「バックアップ」と「同期」という言葉。パソコンが苦手な方は難しそう…とイメージする方も多いのではないでしょうか。それぞれどのようなものなのか、見ていきましょう。

バックアップ:データを保存する

image by iStockphoto

バックアップとは、iPhoneに保存されているデータや設定をそのままパソコンのiTunesに保存することです。多くの方は、iPhoneを新機種に買い替える際、データを新しいiPhoneに移行するためにバックアップを取るのではないでしょうか。

古い機種のiPhoneに保存されているデータのバックアップを取ることで、新しいiPhoneにそのまま移すことが可能です。また、万が一iPhoneが故障したときにそなえて、こまめにバックアップを取る方もいるでしょう。

たとえばiPhoneを誤って水没させてしまい、電源が入らない状態になってしまうと、iPhone内に保存されているデータを取り出す術はありません。新しいiPhoneに買い替えても、全てのデータが失われます。しかし、こまめにバックアップを取っていた場合は、バックアップを取った時点でのデータを新しいiPhoneに移すことが可能です。

同期:データを上書きする

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同期とは、パソコンのiTunesに保存しているデータをiPhoneに上書きすることです。この場合、iPhoneデータに上書きされるので、iTunesに保存されていないデータがiPhoneに入っていると、そのデータは消えてしまうので注意しましょう。

また、iTunesとiPhoneを同期させた場合、iTunesに保存されているデータはiPhoneで消去できません。たとえば、iTunesに保存してある写真を同期させたiPhone内で消去しようとしても、元データはiTunesに保存されているので、消すことができないということです。

iPhone内の写真データを消したい場合、元データが保存してあるiTunesの写真データを消去しましょう。その後再度同期すれば、写真を消去できます。

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復元とは?

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iPhoneの復元とは、データをある状態に戻すことです。復元には「iPhoneを復元」と「バックアップの復元」の2種類あります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

iPhoneを復元:購入時の状態に戻す

「iPhoneを復元」は、iPhoneを工場から出荷したときの状態に戻すことです。「iPhoneを復元」を選択すると、iPhoneに保存されているデータは全て消え、初期化されます。

iPhoneの調子が悪かったり、iPhoneの売却を考えていたりする場合はiPhoneの復元で初期化できますが、データを残したい場合は事前に必ずバックアップを取りましょう。そうすれば、初期化したiPhoneに元のデータを戻すことができます。

バックアップの復元:バックアップを取ったときの状態に戻す

バックアップの復元は、事前にバックアップを取ったときのデータの状態に戻すことです。前半で解説したように、機種変更やiPhoneの故障にそなえてバックアップを取っていた場合「バックアップの復元」からデータを新しいiPhoneに移すことができます。

また、iPhoneの不調などでデータを初期化した際にも、事前にバックアップを取っていれば「バックアップの復元」から元のデータを戻すことが可能です。

iPhoneにデータが残っている状態でバックアップの復元を行うと、バックアップのデータに上書きされます。そのため、バックアップになデータがiPhoneに残っていた場合は削除されるので注意しましょう。

バックアップはデータの保存で同期はデータの上書き

iPhoneは便利な機能がたくさんあり、日常生活から手放すことが難しい方も多くいるでしょう。保存されているデータ量も膨大だからこそ、扱い方が非常に大切です。バックアップや同期をうまく使い、データを保存や上書きできれば、さらに便利に使えるでしょう。特にバックアップは、iPhoneになにかあったときにデータを守る手段となります。こまめにバックアップを取れば、できるだけ新しい状態でiPhoneにデータを戻すことも可能でしょう。

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雑学

3分で簡単にわかる!iPhoneのバックアップと同期との違いとは?復元についてもiPhoneユーザーライターが詳しく解説

この記事では、iPhoneのバックアップと同期の違いについてみていきます。どちらもiPhoneが故障したり機種変更をしたりして新しくiPhoneを購入したときによく聞く言葉ですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。また、iPhoneのデータに関する言葉で「復元」という言葉もよく使われる。これはどのような操作を意味するのでしょうか。今回の記事では、iPhoneの「バックアップ」「同期」「復元」についてiPhoneユーザーライターりんと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/りん

保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。iPhoneを9年間使っている経験を活かし、バックアップと同期についてわかりやすく解説していく。

バックアップと同期はなにが違うの?

iPhoneを使っていると耳にする「バックアップ」と「同期」という言葉。パソコンが苦手な方は難しそう…とイメージする方も多いのではないでしょうか。それぞれどのようなものなのか、見ていきましょう。

バックアップ:データを保存する

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バックアップとは、iPhoneに保存されているデータや設定をそのままパソコンのiTunesに保存することです。多くの方は、iPhoneを新機種に買い替える際、データを新しいiPhoneに移行するためにバックアップを取るのではないでしょうか。

古い機種のiPhoneに保存されているデータのバックアップを取ることで、新しいiPhoneにそのまま移すことが可能です。また、万が一iPhoneが故障したときにそなえて、こまめにバックアップを取る方もいるでしょう。

たとえばiPhoneを誤って水没させてしまい、電源が入らない状態になってしまうと、iPhone内に保存されているデータを取り出す術はありません。新しいiPhoneに買い替えても、全てのデータが失われます。しかし、こまめにバックアップを取っていた場合は、バックアップを取った時点でのデータを新しいiPhoneに移すことが可能です。

同期:データを上書きする

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同期とは、パソコンのiTunesに保存しているデータをiPhoneに上書きすることです。この場合、iPhoneデータに上書きされるので、iTunesに保存されていないデータがiPhoneに入っていると、そのデータは消えてしまうので注意しましょう。

また、iTunesとiPhoneを同期させた場合、iTunesに保存されているデータはiPhoneで消去できません。たとえば、iTunesに保存してある写真を同期させたiPhone内で消去しようとしても、元データはiTunesに保存されているので、消すことができないということです。

iPhone内の写真データを消したい場合、元データが保存してあるiTunesの写真データを消去しましょう。その後再度同期すれば、写真を消去できます。

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