3分で簡単にわかる!画用紙と模造紙の違いとは?コピー用紙・ケント紙の特徴も教育学部卒ライターが詳しく解説
ライター/りん
保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。教育学部でさまざまな紙を使用した経験を活かし、紙の種類についてわかりやすく解説していく。
画用紙と模造紙の違いはなに?
画用紙と模造紙、どちらも小学校や中学校でよく使われる紙の種類です。図工や社会の授業などで使ったことのある方も多いのではないでしょうか。それぞれ紙の特徴や用途が異なるので、どのようなものなのか解説していきます。
画用紙:絵を描いたり工作したりするときに使われる紙
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画用紙と言われて、ぱっと思い浮かべるのは図工の授業ではありませんか?画用紙は絵を描くために作られている紙です。絵を描くサイズによって「四つ切り」や「八つ切り」など、さまざまな大きさから選ぶことができます。
絵の具で絵を描いても簡単には破れないように丈夫で厚めに作られており、絵の具がきれいに乗りやすいように表面がざらざらとしているのも特徴です。
また、白い画用紙が多いですが作品に合わせて他の色も選べます。赤や青などのビビットカラーから、ピンクや水色などのパステルカラーまで、製品によりますが多数の色が展開されているのも特徴的です。工作にもよく使用され、自由な形に切ってのりできれいに貼り付きます。
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模造紙:掲示物を書くときに使われる紙
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模造紙がよく使われる場面は、何かを発表するときです。自由研究や班活動での発表など、大きな紙に発表内容をまとめて、掲示したり発表に用いたりした方も多いでしょう。画用紙に比べると、サイズはかなり大きく、一般的に横1mくらいで丸められた状態で売られています。
表面がツルツルとしているため、画用紙のように絵の具がきれいに乗りづらいです。また、紙が薄いため破れてしまう可能性もあるでしょう。絵の具を使用する際には注意が必要です。製図など大きなものを描きたいときに使用されることもあります。
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