簡単でわかりやすい！コカコーラとペプシの違いとは？歴史や特徴も雑学好きが詳しく解説

ライター／vnob

現役のクラウドサーバーのエンジニア。数々の難しい案件を解決している。仕事柄、わからないことがあると調査しないと気が済まない。幅広く雑学を知っている。

コカコーラとペプシの違いとは？

image by iStockphoto

有名な炭酸飲料といえばコカコーラを思い浮かべる人も多いと思いますが、コカコーラと同じような炭酸飲料でペプシがありますね。コカコーラとペプシには材料に違いがあるんです。今回は、コカコーラとペプシの違いについて詳しく説明していきたいと思いますので参考にしてくださいね。

コカコーラとは？

image by iStockphoto

コカコーラは、ザ・コカ・コーラカンパニーが製造販売するコーラの名称です。赤いラベルに白い文字のマークが印象的ですね。それでは、コカコーラの歴史など詳しく説明していきたいと思います。

コカコーラの歴史

コカコーラは、1886年にアメリカ合衆国でジョン・ペンバートンによって発明された世界最初のコーラ飲料です。コカコーラの名称の由来は、フランク・ロビンソンがコカの葉とコーラの実を原材料に使っていたことによることから命名しました。

なお、コカインが違法薬物とされてからは、カフェイン、リン酸、カラメル、砂糖でできた炭酸飲料として発売されるようになり、1903年以降はコカインの成分は含まれておらず、コーラの実も風味にほとんど影響を与えない微量しか含まれていません。

コカコーラの材料

コカコーラの風味はトップシークレットの香料7Xと柑橘系およびスパイス系のフレーバーの配合によるものと言われています。なお、7Xはレモン・オレンジ・ナツメグ・シナモン・ネロリ・コリアンダー、脱コカイン処理されたコカの葉の7種をアルコールで抽出したものだと言われているんです。

また、コカコーラの発明者であるジョン・ペンバートンが手書きしたレシピとされる写真からは以下の材料であると言われています。

コーラシロップ
・米国薬局方コカ流エキス
・クエン酸
・カフェイン
・砂糖
・水
・ライムジュース
・バニラ
・キャラメル
・カラメル

7X香料
・アルコール
・オレンジオイル
・レモンオイル
・ナツメグオイル
・コリアンダー
・ネロリ
・シナモン

クラフトコーラと普通のコーラの違いとは？クラフトコーラの簡単レシピもグルメ好きライターがわかりやすく解説

コカコーラは薬だった？

コカコーラは、薬剤師として活躍していたジョン・ペンバートンがモルヒネ中毒の処方薬としてコカの葉(コカイン)を使い、ワインにコカの成分を溶かし込んだカラメル色のシロップを完成させました。アルコールとコカインが組み合わさることで、うつ状態を改善し活力を与える薬として人気商品となったんです。

ペプシとは？

image by iStockphoto

ペプシは、アメリカのペプシコ社が製造・販売するコーラの名称です。一時期、ペプシマンが有名になりましたよね。それでは、ペプシについて詳しく説明していきたいと思います。

ペプシの歴史

ペプシは、1893年にコカコーラを開発したジョン・ペンバートンと同じ薬剤師であるケイレブ・デイビス・ブラッドハムによって開発され、ブラッドハムが経営する薬局で販売されました。ペプシの名前の由来は、この飲料により改善すると宣伝された消化不良を意味するディスペプシアや消化酵素のペプシンとされています。

コカコーラと同様に最初は消化不良の治療薬として考案されており、当初は「Brad’s Drink(ブラッズドリンク)」と呼ばれていました。