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簡単でわかりやすい!113系と115系の違いとは?用途や見分け方も鉄道好きプログラマーがわかりやすく解説

115系:勾配の多い寒冷地向け

115系の見た目は113系とそっくり。それもそのはずで、実は兄弟関係にあたります。元々111系という電車があり、それを元にして生まれたのが113系と115系です。この違いは走る路線の違い

113系が平坦で温暖な地域を想定しているのに対して、115系は山がちで坂が多いような路線で、冬は雪が積もるような寒冷地を想定しています。人間なら気候に合わせて服装を変えますが、電車はそうもいかないため、走る電車そのものを地域に合わせているのです。113系と115系に限らず、国鉄時代の鉄道車両は温暖地向けと寒冷地向けに分かれているケースがよくあります。

国鉄近郊型車両の決定版!111/113/115系とは

image by iStockphoto

鉄道車両は使い方に合わせていくつかのタイプに分けられます。都会で多くの人を運ぶのが通勤型。例えば、山手線や京浜東北線で使うのが通勤型電車です。一方、通勤型電車のように多くの人を運ぶより、ある程度長い時間乗るので快適さを求めるタイプの電車もあります。それを近郊型電車と呼びました。例えば、都心の会社に1時間前後かけて通うような路線である東海道線や東北線、高崎線などで使う電車です。

現在は通勤圏が拡大、電車も混雑するのであまり通勤型と近郊型という分け方をしなくなりました。しかし、90年代くらいまでははっきりした違いがあったのです。

通勤型電車と近郊型電車とは

今ではあまり違いがなく、近郊型電車と言う分類はなくなってきています。ざっくり言えば通勤型はとにかく大量に人を運ぶための電車です。逆に近郊型はある程度運ぶ人数を抑えても、長時間乗るため座席を増やして快適に過ごせるようにしようというもの。

今は両者の違いはあまりなく、近郊型と言う言葉を使う機会が減っています。しかし、90年代までの通勤型と近郊型の違いがはっきりしていた時代には、以下のような違いがあったのです。

・通勤型は乗降ドアが4つ、近郊型は3つ
・通勤型は横に長い椅子、近郊型は4人掛けのボックス席(上の写真)
・通勤型は駅間が短く短時間の乗車、近郊型は駅間が長くて長時間の乗車

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