
簡単でわかりやすい!ホスピスと緩和ケアの違いとは?誤解されがちな緩和ケアについても看護師ライターが詳しく解説
今回はそんなホスピスと緩和ケアの違いをWebライターで看護師の近野チカと一緒に解説していきます。

ライター/近野チカ
緩和ケア病棟勤務はないが、がんの患者さんにかかわったことがある看護師。
ホスピスと緩和ケアとの違いとは?
ホスピスと緩和ケアは似ているようなイメージを持つかもしれません。あるいはホスピスは知っているけど、緩和ケアは初耳だという人もいるでしょう。実はホスピスと緩和ケアには違いがあります。
ホスピスとは人生の最期を苦痛なく穏やかに過ごすための施設

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ホスピスとは人生の最期が近づいた患者に対し、病気による痛みや精神的なつらさを緩和するための施設です。病気自体の治療はせず、自分らしい最期を迎えられるようにサポートしてもらえます。
緩和ケアとは心身の苦痛を和らげる医療やケア

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緩和ケアは体や精神的なつらさを和らげるケアのことです。患者は病気そのものによる苦痛などのほかに検査や治療、生活面やお金の面で不安を抱えています。そうしたものも含めて医師や看護師だけでなく公認心理師や医療ソーシャルワーカーなどのメンバーで構成されたチームで支援するのが緩和ケアです。
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