この記事ではリクナビとマイナビの違いについてみていきます。誰もが知る大手就職サイトの2つですが、名前が似ていて特徴がわかりづらい。片方でいいのか、両方使うべきか悩む学生もいるでしょう。結論から言うと、2つの違いは学生の活用率。学生からの支持率はマイナビ一強です。それでも2つ使ったほうがいい理由や独自機能についても雑学好きライターYunaと一緒に解説していきます。

ライター/Yuna

現役ママライターのYuna。リクナビとマイナビは両方登録してなんぼ世代。「今すぐ使える雑学」をコンセプトに解説していく。

リクナビとマイナビはどっちも使うべき?

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リクナビとマイナビは、両方使ったほうが良いでしょう。どちらも求人数が多く一方のみに掲載された求人を漏らさずにすむからです。過去データを参照しAI・キャリアアドバイザー各々の立場から的確なアドバイスを受けたり、合同企業説明会などのイベント開催も国内最大規模を誇ります。

リクナビ・マイナビともにサイトの見やすさ・使いやすさに定評がありますが、どちらが自分に合っているか確かめるためにも両方登録しておくのがおすすめです。

違いその1.学生の活用順位

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リクナビとマイナビは、学生の活用順位が違います。2つとも登録している学生は多いですが、実際の使用頻度が高いのはマイナビ。マイナビ2024公式サイトによると、マイナビは就職情報サイトの満足度1位・掲載企業数1位。リクナビは学生の活用数・掲載企業数ともにマイナビを下回ります。就職活動中のほとんどの学生がマイナビに登録後、実際の就職活動に活かしているんです。

リクナビ:マイナビは下回るも3位の支持率

以下は、23・24卒の就活生が回答した就職活動動向調査です。

活用している就職サイトTOP10(複数回答
1.マイナビ(文系:71% 理系63%)
2.楽天みん就 (文系:56% 理系:61%)
3.リクナビ (文系:55% 理系:54%)

活用している就職サイトTOP10(単一回答
1.マイナビ(文系:48% 理系28%)
2.ONE CAREER(文系:17% 理系22%)
3.リクナビ(文系:8% 理系11%)

(出典:人事ポータルサイト【HRpro】,https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=3159)

コロナ禍前の就職活動はリクナビ・マイナビの2強の印象が強く、2サイトとも登録しておくというのが定石でした。上記の調査結果を見て、リクナビよりマイナビを使ったほうが良いと感じる就活生もいるでしょう。

リクナビは画面の見やすさや、リクナビ限定のイベント参加のため使われるケースも。キャリアアドバイザーとの相性や提案内容によって判断する学生もいます。せっかくのチャンスを逃す可能性があるため、マイナビのみに絞り込まず可能な限り併用しましょう。

\次のページで「マイナビ:楽天みん就・リクナビを抑え1位」を解説!/

マイナビ:楽天みん就・リクナビを抑え1位

マイナビは、学生に最も使われている就職サイトです。特に文系の学生からの支持率は単一回答でも48%と圧倒的。楽天みん就・リクナビとTOP10に連なる就職サイトはどれも有名ですが、掲載数の多さサイトの使いやすさなどの点から学生の支持を多く集めました。就職活動をするなら、マイナビは率先して登録しておきたいですね。

違いその2.掲載企業数

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就職活動の成功の鍵は、自分と相性の良い企業を見つけた数と言ってもいいでしょう。リクナビとマイナビはどちらも大手就職サイトのため掲載企業数は非常に多いです。

マイナビ2024・リクナビ2024学生登録数・掲載社数(2023年3月)
・マイナビ 28,192社
・リクナビ 18,652社

(出典:新卒採用・中途採用の豆知識|キャリブロ!,https://www.careermart.co.jp/blog/blog/archives/7446)

2023年3月時点でマイナビがリクナビの掲載企業数を上回っています。掲載企業数と登録学生数は例年マイナビのほうが多いですが、リクナビも23卒以降掲載企業数が右肩上がりに。コロナ禍のピークを乗り越えた2023年現在、まだまだ就職活動のスタイルはリクナビ・マイナビを含めた就職サイトが主軸に使われ続けるでしょう。

リクナビ:約19,000社

リクナビ2024の掲載企業数は、2023年3月時点で18,652社でした。企業側の目線に立つと、リクナビの掲載料はマイナビより高めの価格設定です。

リクナビに掲載している企業は中小企業の中でも規模が大きめという印象がありますが、実は従業員規模50人以下の企業も見つかります。リクナビでは従業員規模も含めた絞り込み検索が可能なので、大手もしくは中小企業の志望度に合わせた探し方が可能です。

\次のページで「マイナビ:約28,000社」を解説!/

マイナビ:約28,000社

マイナビの掲載企業数は、2023年3月時点で28,192社でした。学生からの支持率も就職サイト1位と高く、掲載企業数の多さとの相関性がありそうですね。リクナビと比べて掲載料も安いマイナビは、全国各地のエリアや多種多様な業界などの幅広い層から就職したい企業を探しやすいです。

違いその3.独自機能

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最後に、リクナビとマイナビの独自機能の違いです。どちらも就職活動を円滑に進めるために役立つ機能が豊富ですが、代表的なサービスを抜粋してご紹介します。リクナビは、エントリーシート作りの手間を省けるOpenES。マイナビはOB・OG訪問を手軽に済ませられる先輩発見機能です。就活中に使いたい2つの機能について解説します。

リクナビ:エントリーシート作成が手軽なOpenES

リクナビの独自機能の代表的なサービスはOpenESです。OpenESの魅力は、エントリーシートを書くサポートが受けられ、1つ作っておけば何千もの企業に提出できること。企業の担当者も閲覧可能なので、エントリーシートの書き方次第でスカウトをもらえる確率も上がります。就職活動を効率的に進めるため、リクナビ登録後は早めにOpenESを使ってみましょう。

マイナビ:OB・OG訪問に役立つ先輩発見機能

マイナビの独自機能は、OB・OG訪問が円滑に進められる先輩発見・訪問予約機能です。以下の調査内容をご覧ください。

入社後にギャップを感じた方、どのようなギャップがありましたか?
・仕事内容や仕事量 69.1%
・社風や社内の雰囲気 38.3%
・給与や待遇 29.8%

(出典:人事ポータルサイト【HRpro】https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=2205)

入社3年以内の元学生が最もギャップを感じた仕事内容や仕事量。原因は具体的な仕事の中身を就職サイトや企業公式ホームページでつかめない点にあります。

マイナビの先輩発見・訪問予約機能を使えば、マイナビ経由でOB・OGを見つけて訪問の予約が可能。せっかく時間と労力を割いて内定を得たのに、入社後にがっかりするのは避けたいですよね。入社後のイメージをふくらませるヒントとして、OG・OB訪問を最大限活用しましょう。

リクナビ・マイナビを活用して求人探しを効率的に進めよう

リクナビとマイナビは、どちらも学生からの支持率が高い就職サイトです。学生の支持率や掲載企業数だけを見ればマイナビが勝っていますが、就職活動は企業との出会いの母数を増やすことが大切。偏った使い方ではなく、両方をうまく運用して就職活動を有利に進めましょう。

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雑学

簡単でわかりやすいリクナビとマイナビの違い!活用順位や独自機能も雑学好きライターが詳しく解説

この記事ではリクナビとマイナビの違いについてみていきます。誰もが知る大手就職サイトの2つですが、名前が似ていて特徴がわかりづらい。片方でいいのか、両方使うべきか悩む学生もいるでしょう。結論から言うと、2つの違いは学生の活用率。学生からの支持率はマイナビ一強です。それでも2つ使ったほうがいい理由や独自機能についても雑学好きライターYunaと一緒に解説していきます。

ライター/Yuna

現役ママライターのYuna。リクナビとマイナビは両方登録してなんぼ世代。「今すぐ使える雑学」をコンセプトに解説していく。

リクナビとマイナビはどっちも使うべき?

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リクナビとマイナビは、両方使ったほうが良いでしょう。どちらも求人数が多く一方のみに掲載された求人を漏らさずにすむからです。過去データを参照しAI・キャリアアドバイザー各々の立場から的確なアドバイスを受けたり、合同企業説明会などのイベント開催も国内最大規模を誇ります。

リクナビ・マイナビともにサイトの見やすさ・使いやすさに定評がありますが、どちらが自分に合っているか確かめるためにも両方登録しておくのがおすすめです。

違いその1.学生の活用順位

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リクナビとマイナビは、学生の活用順位が違います。2つとも登録している学生は多いですが、実際の使用頻度が高いのはマイナビ。マイナビ2024公式サイトによると、マイナビは就職情報サイトの満足度1位・掲載企業数1位。リクナビは学生の活用数・掲載企業数ともにマイナビを下回ります。就職活動中のほとんどの学生がマイナビに登録後、実際の就職活動に活かしているんです。

リクナビ:マイナビは下回るも3位の支持率

以下は、23・24卒の就活生が回答した就職活動動向調査です。

活用している就職サイトTOP10(複数回答
1.マイナビ(文系:71% 理系63%)
2.楽天みん就 (文系:56% 理系:61%)
3.リクナビ (文系:55% 理系:54%)

活用している就職サイトTOP10(単一回答
1.マイナビ(文系:48% 理系28%)
2.ONE CAREER(文系:17% 理系22%)
3.リクナビ(文系:8% 理系11%)

(出典:人事ポータルサイト【HRpro】,https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=3159)

コロナ禍前の就職活動はリクナビ・マイナビの2強の印象が強く、2サイトとも登録しておくというのが定石でした。上記の調査結果を見て、リクナビよりマイナビを使ったほうが良いと感じる就活生もいるでしょう。

リクナビは画面の見やすさや、リクナビ限定のイベント参加のため使われるケースも。キャリアアドバイザーとの相性や提案内容によって判断する学生もいます。せっかくのチャンスを逃す可能性があるため、マイナビのみに絞り込まず可能な限り併用しましょう。

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