この記事では「ブレスレット」と「バングル」の違いについてみていきます。どちらも手首につけて使うイメージがあるよな。違いはずばり留め具があるかないかということのようですが、最適なサイズの選び方など、調べてみるといろいろポイントがあるみたいです。
今回はそんなアクセサリーアイテムの違いを、定義から確認しつつ、アパレル経験のあるライターさやかと一緒に解説していきます。

ライター/さやか

不動産管理・広告営業・事務・介護職などを経験し、現在は4歳の娘を育てながらライターとして活動中。大手アパレル企業の内勤として約5年間勤務した経験がある。

ブレスレットとバングルの違いとは?

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「ブレスレット」「バングル」。どちらも手首につけてコーディネートのアクセントにするものですが、どう違うのでしょうか。この記事では、ブレスレットとバングルの違いについて解説します。

ブレスレット:手首を飾るアクセサリー全てを指す

ブレスレットは英語で「bracelet」。手首や腕につける輪状のチェーン・紐・バンドなどのアクセサリー全般のことを指します。語源は古フランス語で「腕」を意味する「bras」だそうです。

ブレスレットの歴史は古く、アッシリア人、バビロニア人、ペルシャ人、ヒッタイト人などが主に宗教的な目的で身につけていたそうです。日本にもブレスレットのようなものが古くからあったことがわかっており、縄文時代のものが貝塚から発見されています。

バングル:留め具がついていないブレスレット

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バングルは英語で「bangle」。定義としては、ブレスレットの中でも「留め具がついていないもの」全般を指します。現在「バングル」として認識されているものは、輪状やC字型のものが多いですよね。

語源はヒンドゥー語で「ガラス」を意味する「bungri」であるとか、サンスクリット語で「腕を飾る」という意味の「bangri」であるなど、諸説あるようです。

\次のページで「バングルの選び方のポイントは?」を解説!/

バングルの選び方のポイントは?

バングルの選び方には、少しだけコツがあります。デザインだけで選ぶのももちろん良いですが、実はサイズ感がとても重要。ここでは、バングルの選び方について少し詳しく見てみましょう。

最適なバングルのサイズ

バングルは留め具がないので、装着するときは自分の手や腕を通せる大きさであることが重要

O字型、つまり輪状のものは手をすぼめて入れることになります。自分の手が通らないサイズのものはもちろん着けられないので、購入前には必ず試着しましょう。

最近ではC字型のものも良く見かけますよね。C字型の装着方法は、自分の手首の1番細い場所の側面に、切れ目になっているところから滑り込ませるように着けるイメージです。そのため、C字の切れ目の部分より手首の方が太いものだと、毎回力任せでバングルを開くようにしないといけないので、破損してしまったり劣化が早くなる場合があります。できる限り、そうせずに着けられるものを選ぶようにしましょう。

ブレスレット・バングルのテイストの合わせ方

ブレスレット・バングルのベストバランスは「手首より+3~4mm程度」と言われています。そのサイズ感なら、ちょうど大きすぎず小さすぎず、こなれて見えるので参考にしてみてください。

その上で、自分のファッションに合った好きなデザインのものを選びましょう。デザインにもよりますが、繊細なブレスレットなどを選ぶとドレッシーに、太いバングルなどを使うとカジュアルな雰囲気になりますよね。

素材や色も重要です。クリアな樹脂やシルバーで涼しげなテイストにしたり、自然素材を使って温かみのあるテイストにしたり、ゴールドでゴージャスな雰囲気にしたり、など色々なコーディネートが楽しめます。また、ブレスレット同士や時計との重ね付けを楽しむこともできますよ。

アンクレットとは?

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「アンクレット」は、足首に付けるアクセサリーのこと。手首に着けるブレスレットに対して「足首(アンクル)に着けるブレスレット」という意味から、この名前になったようです。見た目にはブレスレットとほとんど変わりませんが、足首に付けるためブレスレットよりも少しサイズが大きいことが特徴。古代エジプトでは、女性はどの社会階層でもアンクレットを毎日の装飾品として身に着けたそうですよ。

ブレスレットは左右どちらの腕に付けても特別な意味はありませんが、アンクレットは「左足は『パートナーがいる』、右足は『恋人募集中』」という意味になると考える人もいるので、付けるときはその点を少し留意しましょう。

\次のページで「ブレスレットやバングルでコーディネートにアクセントを」を解説!/

ブレスレットやバングルでコーディネートにアクセントを

手首や足首にアクセサリーをつけると、そこが強調されて美しく見せることができます。また、コーディネートにメリハリを出すことができますよ。ブレスレット・バングル・アンクレットも、とても古い歴史のあるアイテムであることがわかりました。そのことを知ると、なんだかますますミステリアスで魅力的な存在に思えてきますね。

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雑学

3分でわかる!ブレスレットとバングルの違いとは?アンクレットとの違いもアパレル経験のあるライターが簡単にわかりやすく解説!

この記事では「ブレスレット」と「バングル」の違いについてみていきます。どちらも手首につけて使うイメージがあるよな。違いはずばり留め具があるかないかということのようですが、最適なサイズの選び方など、調べてみるといろいろポイントがあるみたいです。
今回はそんなアクセサリーアイテムの違いを、定義から確認しつつ、アパレル経験のあるライターさやかと一緒に解説していきます。

ライター/さやか

不動産管理・広告営業・事務・介護職などを経験し、現在は4歳の娘を育てながらライターとして活動中。大手アパレル企業の内勤として約5年間勤務した経験がある。

ブレスレットとバングルの違いとは?

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「ブレスレット」「バングル」。どちらも手首につけてコーディネートのアクセントにするものですが、どう違うのでしょうか。この記事では、ブレスレットとバングルの違いについて解説します。

ブレスレット:手首を飾るアクセサリー全てを指す

ブレスレットは英語で「bracelet」。手首や腕につける輪状のチェーン・紐・バンドなどのアクセサリー全般のことを指します。語源は古フランス語で「腕」を意味する「bras」だそうです。

ブレスレットの歴史は古く、アッシリア人、バビロニア人、ペルシャ人、ヒッタイト人などが主に宗教的な目的で身につけていたそうです。日本にもブレスレットのようなものが古くからあったことがわかっており、縄文時代のものが貝塚から発見されています。

バングル:留め具がついていないブレスレット

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バングルは英語で「bangle」。定義としては、ブレスレットの中でも「留め具がついていないもの」全般を指します。現在「バングル」として認識されているものは、輪状やC字型のものが多いですよね。

語源はヒンドゥー語で「ガラス」を意味する「bungri」であるとか、サンスクリット語で「腕を飾る」という意味の「bangri」であるなど、諸説あるようです。

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