
簡単でわかりやすい「ちょうふく」と「じゅうふく」の違い!「重複」の正しい読み方はどっち?慣用読みの熟語も文学部卒ライターが詳しく解説
今回は、同じ熟語の読み方の違いについて、言葉の違いが気になる文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していきます。

ライター/海辺のつばくろ
言葉の意味やちょっとした違いが気になってしまう文学部卒ライター。
「ちょうふく」と「じゅうふく」の違い

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ちょうふくとじゅうふくは、熟語の「重複」の読み方です。同じ漢字ではあっても、読み方が違うだけで意味は全く一緒。重複とは、同じ物事が何回も重なり合うことをいいます。「重」の字義はかさなる、「複」の字義は2つ以上のものがかさなるということ。同じような意味の漢字を組み合わせることで、かさなることを強調しているかのようです。
重複の使い方と例文
重複の使い方は以下の通りです。読み方はどちらでも構いません。
・注文が重複したので、後のほうを取り消してもらった。
・彼がしゃべりだすと、話が重複して回りくどい。
・「頭痛が痛い」と言うと、「言葉が重複しているよ。すごく頭が痛いんだね!」と友人に苦笑いされた。
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