みんなは「クレジットカード」や「デビッドカード」は持っているかな? 俺は2つとも持ってるんだけどな。最近は現金を使う機会が減って、こういったカードやアプリ決済を使うことが本当に増えた。

ちなみにこの「クレジットカード」と「デビッドカード」は、仕組みがかなり異なるカードです。自分に合うカードを選ぶのも大切です。

そこで今回は、「クレジットカード」と「デビッドカード」の違いを、両方のカードを所有する院卒日本語教師の"むかいひろき"と一緒に解説していきます。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学に再就職した、日本で大学院修士課程修了の言葉に詳しい日本語教師。クレジットカードもデビットカードも所有し、使い分けている。

どちらも「カード払い」で使用できるカード!

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「カード払いできます!」とお店に書かれていたら、あなたはどんなカードを想像しますか? 自身の所有している「クレジットカード」や「デビッドカード」を想像する人がほとんどではないでしょうか。そう、「カード払い」の「カード」は、「クレジットカード」や「デビッドカード」である場合が大半です。

VISAやMastercardなどのブランドがある

まず「クレジットカード」や「デビッドカード」に共通の特徴として、「VISA」や「Mastercard」などの国際ブランドカードがあることが挙げられます。この国際ブランドカードを持っていると、日本はもちろん、外国でも「VISA」や「Mastercard」などの国際ブランド加盟店でカードを使用し支払いすることができるのです。

なお、「デビッドカード」の方には、「J-Debit」というブランドが就いた日本国内の「J-Debit」加盟店でしか使えないカードも存在します。

「クレジットカード」の特徴とは?

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ここからは、「クレジットカード」と「デビッドカード」の両者の特徴を比較し、その違いをよく見ていきましょう。まずは「クレジットカード」です。「クレジットカード」の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

1.月ぎめ後払い

「クレジットカード」の大きな特徴の1つは、「月ぎめ後払い」である点です。たとえば7月1日にAという店で2,000円を「クレジットカード」で支払ったとしましょう。カードと紐づいている銀行口座からその2,000円が引き落としされるのは、7月1日ではありません。翌月以降の決められた毎月の支払い日に、同月の他の買い物金額と一緒に引き落とされます

その場でお金が引き落とされないため、極端な例では口座にお金がなくても買い物ができてしまいます。ついつい油断して買い物をしすぎると支払日に「お金が足りない…」ということにもなるので注意しましょう。

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2.カードを作るのに審査あり!

「クレジットカード」の大きな特徴のもう1つは「カードを作るのに審査があること」です。先述した通り、「クレジットカード」は使用した金額を後日まとめて支払います。そのため、一定の支払い能力がないと支払いの遅滞やトラブルが多発することになりかねません

そこで、カード会社は「クレジットカード」作成前に収入状況や就業状況などの審査を行い、カードの発行の可否や、発行する場合もカードの限度額を決めているのです。

「デビッドカード」の特徴とは?

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次に「デビッドカード」の特徴を見ていきましょう。そして先述の「クレジットカード」の特徴とぜひ比較してみてください。あなたにとって、どっちのカードの方がぴったりですか? カードを申し込む前に、よく考えてみましょう。

1.その場で即時引き落とし

「デビッドカード」の大きな特徴の1つは、買い物をしたらその場で金額が銀行口座から引き落とされる点です。たとえばあなたがBという店で3,000円の商品を購入し、「デビッドカード」で支払ったとしましょう。支払いが受け付けられた瞬間、あなたの「デビッドカード」に紐づけられている口座から、3,000円が引き落とされる…といわけです。

その場で使用金額が引き落とされるため、たとえば40,000円の商品を「デビッドカード」で払おうとしたのに、銀行口座に30,000円しか入っていない場合は、支払いが承認されません。(「クレジットカード」はこの場合でも支払いが可能です。)

2.カードを作るのに審査はなし!

「クレジットカード」と異なり、「デビッドカード」では使用時に紐づけられている銀行口座にある金額までしか使用することはできません。よってカード会社にとっては、利用料金の支払いの遅れが発生する恐れがないわけです。そのため、例外を除き「デビッドカード」を作成する際の審査は存在しません

支払方法や審査の有無などが違う2つのカード

今回は「クレジットカード」と「デビッドカード」の違いについて解説しました。「クレジットカード」は「月ぎめ後払い」が特徴であり、作成時に審査があること。一方の「デビッドカード」は買い物をしたらその時点で使用金額が口座から引き落とされ、作成時に審査がないことが特徴でした。

どうしても「クレジットカード」の方が審査があるため、「デビッドカード」よりも所有の難易度が上がってしまいます。ただポイント還元率は「クレジットカード」のほうがいい…。あなたはどちらのカードが自分に向いていると思いますか?

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雑学

簡単に分かる「クレジットカード」と「デビッドカード」の違い!どっちが便利?院卒日本語教師が分かりやすく解説

みんなは「クレジットカード」や「デビッドカード」は持っているかな? 俺は2つとも持ってるんだけどな。最近は現金を使う機会が減って、こういったカードやアプリ決済を使うことが本当に増えた。

ちなみにこの「クレジットカード」と「デビッドカード」は、仕組みがかなり異なるカードです。自分に合うカードを選ぶのも大切です。

そこで今回は、「クレジットカード」と「デビッドカード」の違いを、両方のカードを所有する院卒日本語教師の”むかいひろき”と一緒に解説していきます。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学に再就職した、日本で大学院修士課程修了の言葉に詳しい日本語教師。クレジットカードもデビットカードも所有し、使い分けている。

どちらも「カード払い」で使用できるカード!

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「カード払いできます!」とお店に書かれていたら、あなたはどんなカードを想像しますか? 自身の所有している「クレジットカード」や「デビッドカード」を想像する人がほとんどではないでしょうか。そう、「カード払い」の「カード」は、「クレジットカード」や「デビッドカード」である場合が大半です。

VISAやMastercardなどのブランドがある

まず「クレジットカード」や「デビッドカード」に共通の特徴として、「VISA」や「Mastercard」などの国際ブランドカードがあることが挙げられます。この国際ブランドカードを持っていると、日本はもちろん、外国でも「VISA」や「Mastercard」などの国際ブランド加盟店でカードを使用し支払いすることができるのです。

なお、「デビッドカード」の方には、「J-Debit」というブランドが就いた日本国内の「J-Debit」加盟店でしか使えないカードも存在します。

「クレジットカード」の特徴とは?

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ここからは、「クレジットカード」と「デビッドカード」の両者の特徴を比較し、その違いをよく見ていきましょう。まずは「クレジットカード」です。「クレジットカード」の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

1.月ぎめ後払い

「クレジットカード」の大きな特徴の1つは、「月ぎめ後払い」である点です。たとえば7月1日にAという店で2,000円を「クレジットカード」で支払ったとしましょう。カードと紐づいている銀行口座からその2,000円が引き落としされるのは、7月1日ではありません。翌月以降の決められた毎月の支払い日に、同月の他の買い物金額と一緒に引き落とされます

その場でお金が引き落とされないため、極端な例では口座にお金がなくても買い物ができてしまいます。ついつい油断して買い物をしすぎると支払日に「お金が足りない…」ということにもなるので注意しましょう。

\次のページで「2.カードを作るのに審査あり!」を解説!/

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