簡単に分かる外人と外国人の違い!失礼に当たるのはどちら?類語も文学部卒ライターが詳しく解説
ライター/海辺のつばくろ
何の気もなく使うと失礼に当たる言葉について、日頃から注意したいと思う文学部卒ライター。
外人の意味
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外人の意味は外国の人、日本国籍を持たない人のこと。主に話し言葉で使われ、どちらかと言うと欧米人、人種でいえば白人に使うことが多いです。
日本古来からの使い方では、都があった畿内から見たその外側のよその地方の人を指す言葉で、そこから仲間以外の人や他人という意味にも転じたとも伝えられています。江戸時代以降は、段々と範囲が広がり、外人とは日本国外に住む人を指すようになっていきました。外国人の略語で、外人と使う場合もあります。
外人を用いた例文
外人の例文は以下の通りです。古文の例文は、平家物語の例を挙げています。
・外人墓地に出向いて花を手向けた。
・外人住宅街は観光スポットとして有名だということだ。
・近年では、日本語を流暢に話す外人タレントが増えた。
「―もなき所に兵具をととのへ」〈平家物語・巻の一〉
出典:コトバンク:デジタル大辞泉
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