
簡単でわかりやすい「はっそく」と「 ほっそく」の 違い!「発足」の読み方で正しいのはどっち?文学部卒ライターが詳しく解説
今回は、そんな2つの語の違いについて漢字の意味から確認しつつ、言葉の違いが気になった文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していきます。

ライター/海辺のつばくろ
どちらの読み方が正しいのか知りたくなった文学部卒ライター。
「はっそく」と「ほっそく」の違い

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「はっそく」や「ほっそく」の意味を国語辞典で引くと、両方の読み方とも辞書に載っています。辞書の見出しが「ほっそく」のほうに意味が書かれ、「はっそく」の見出しには「ほっそく」のことと表記されていることがほとんど。両方とも正しい読みではありますが、どちらかというと「ほっそく」のほうが広く知られた読み方で、迷ったら「ほっそく」と読むと良さそうです。
1.組織、機構などの団体などを設立し、活動を開始すること。
例文:会社が発足する。同好会から部活を発足させた。
2.出発する、目的地に向かって行くこと。
例文:赴任先に向けて発足する。
「力無く故土 (こど) に向けて―する」〈太宰治・竹青〉
出典:goo辞書『デジタル大辞泉』小学館
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