3分で簡単にわかる!エッセイとコラムの違いとは?随筆との違いや書き方も読書家ライターがわかりやすく解説!
ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
コラムとエッセイの違いとは?
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コラムとエッセイはどちらも文章のジャンルですが、それぞれ違った特徴をもっています。この機会にそれぞれの意味・違いをしっかり確認していきましょう。
その1.コラムとは?
コラムは新聞・雑誌・ウェブサイトなどの余白を使って定期的に連載される短い記事のことを指します。コラムは一般的に特定のトピックやテーマに焦点を当て、そのトピックについての著者の意見や視点を書いたものです。解説・短評など内容は様々ですが、どれも筆者の見解を書いたものであるという点に特徴があるため、こちらの点に注意して覚えておきましょう。
横書きの英字新聞ではしばしば縦型の余白が生まれることがあり、こうした余白を活用するためにコラムが書かれるようになりました。またコラムの名前は、ラテン語の「columna」(「柱」の意味)から派生しており、新聞のコラムが柱のような縦長の一部分を占めることから名付けられています。現在は短い評論のことを指してコラムと呼ぶこともあるため、こちらもあわせて覚えておきましょう。
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その2.エッセイとは?
エッセイは思索・意見・感想などを自由な形式で書かれる散文のことを指します。エッセイは一般的に、著者の意見・感想・体験などを自由に書いたものです。こちらは文学のジャンルの一つとなっており、新聞記事・雑誌など特定の媒体に書かれるコラムと違い、新聞・雑誌・書籍・ウェブサイト上などどの媒体でも書かれることがあります。
エッセイは論文やレポートとは違い、自由な形式で書くことができるという点が特徴です。個人的な視点や著者自身のスタイルを使って、カジュアルな文章で書いていくことが可能となっています。またエッセイという名称はフランス語の「essayer」(試す、試みる)が語源です。こちらもあわせて覚えておきましょう。
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