この記事では斧とまさかりの違いについてみていきます。どちらも木を切るための道具ですが、それぞれの用途・使い方には明確な違いがある。混同していると誤って大怪我をしてしまう危険性もあるため、この機会に違いをしっかり確認しておこう。今回はそんな斧とまさかりの違いを、使い方の違いや鉈との違いとあわせて、読書家WEBライターのハヤカワと一緒に解説していきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

斧とまさかりの違いとは?

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斧とまさかりはどちらも木を切るための道具ですが、実はそれぞれ違った特徴をもっています。混同して使い方を誤ると危険もあるため、この機会に違いをしっかり確認していきましょう。

斧とは?

斧は、小さな木を伐ったり薪を割るための、刃に木の柄をつけた道具です。まさかりと比較して刃の部分の幅が狭い形状をしており、見た目から簡単に見分けることができるため、こちらも覚えておきましょう。片手で使うものから、両手で使用する大型のものまで色々なサイズが存在しており、種類も豊富です。

斧は用途によって「切斧」と「割斧」に分けられます。切斧は木材を横に切るための道具、割斧は木材を縦に切るための道具で、薪割りなどに主に使用されていますね。また北海道では通常より長大な斧である「サッテ」と呼ばれるものも存在しています。斧は古い呼び方で「ヨキ」と呼ばれることもあるため、こちらも覚えておきましょう。

まさかりとは?

まさかりは、丸太を削る作業などに使われる、大型の斧です。まさかりは斧の一種であるため、こちらの点に注意して覚えておきましょう。通常の斧と比較すると刃の幅が広く、また軽量で片手でも使えるものが多い傾向があります。

また柄と刃の間にくびれがあるため、こちらも見分ける際のポイントです。通常の斧と間違って使用してしまわないように、しっかり特徴を確認しておきましょう。こちらは主に木材を加工する際に使用される道具となっており、斧と違い、木の切断や薪割りにはあまり向いていない点に注意が必要です。

斧とまさかりの使い方の違い

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斧とまさかりはどちらも木を切るために使用することができますが、それぞれ明確に使い方が違います。誤った使い方をすると、大怪我を負ってしまう危険もあるため、それぞれ正しい使い方で使用しましょう。斧は木こりや薪割りなどに使用することができます。薪割りに使う際は、斧を木に食い込ませた後、木を地面に叩くようにして割りましょう。

まさかりは斧と違い、薪割りには向いていないため使用しないようにしましょう。まさかりは刃の部分が斧よりも幅広になっており、薪などに打ち込むと刃の部分が抜けてしまうことがあり危険です。まさかりは枝払い・枝打ち・細木割りや、木材の側面を削ぎ落とすのに使うことができます。こちらも覚えておきましょう。

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斧・まさかりと鉈(なた)の違い

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斧やまさかりと似た道具に「鉈」があります。鉈は片手で持つことができる、幅が広く厚い刃をつけた短い刃物です。主に薪割りや枝打ち・狩猟解体・雑草を切り払う用途で使われる道具となっています。こちらも斧やまさかりとは少し用途の違う刃物となっているため、使い方を誤ってしまわないように注意しましょう。

斧は木を伐ったり薪を割るための道具でまさかりは木を削ったり枝払いに使う道具!

この記事では斧とまさかりの違いを説明しました。斧が木を伐ったり薪を割るための道具であるのに対し、まさかりは枝払い・枝打ち・細木割りや木材の側面を削るのに使う道具となっています。それぞれ明確に用途が異なるため、誤った使い方をしてしまわないように注意しましょう。

また斧やまさかりとよく似た道具に「鉈」がありました。鉈は主に薪割りや枝打ち・狩猟解体・雑草を切り払う用途で使われる道具となっており、こちらも斧やまさかりとは用途が違っているため注意して使い分けていきましょう。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。

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3分で簡単にわかる!斧とまさかりの違いとは?鉈との違いや使い方も読書家ライターがわかりやすく解説!

斧・まさかりと鉈(なた)の違い

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斧やまさかりと似た道具に「鉈」があります。鉈は片手で持つことができる、幅が広く厚い刃をつけた短い刃物です。主に薪割りや枝打ち・狩猟解体・雑草を切り払う用途で使われる道具となっています。こちらも斧やまさかりとは少し用途の違う刃物となっているため、使い方を誤ってしまわないように注意しましょう。

斧は木を伐ったり薪を割るための道具でまさかりは木を削ったり枝払いに使う道具!

この記事では斧とまさかりの違いを説明しました。斧が木を伐ったり薪を割るための道具であるのに対し、まさかりは枝払い・枝打ち・細木割りや木材の側面を削るのに使う道具となっています。それぞれ明確に用途が異なるため、誤った使い方をしてしまわないように注意しましょう。

また斧やまさかりとよく似た道具に「鉈」がありました。鉈は主に薪割りや枝打ち・狩猟解体・雑草を切り払う用途で使われる道具となっており、こちらも斧やまさかりとは用途が違っているため注意して使い分けていきましょう。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。

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