
3分で簡単にわかる!ビットコインとイーサリアムの違いとは?将来性やリップルとの違いも読書家ライターがわかりやすく解説!

ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
ビットコインとイーサリアムの違いとは?

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ビットコインとイーサリアムはどちらも仮想通貨の一種ですが、それぞれ違った特徴をもっています。この機会にそれぞれの違いについて確認していきましょう。
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ビットコインとは?
ビットコインは2009年に「サトシ・ナカモト」によって発表された世界初の仮想通貨です。ビットコインの基盤となる技術として「ブロックチェーン」が利用されており、これは分散型台帳技術の一つでビットコインの取引記録を安全に記録しておくことができます。
仮想通貨の一種であるビットコイン最大の特徴の一つは、その発行量が最初から定められており、最大で2100万BTCまでとなっている点です。これによってビットコインは価値が下がりにくく、ビットコインは一種のデジタルゴールドとも呼ばれています。またビットコインはネットさえあれば、国境を問わずに素早く安全に送金することが可能です。こちらも覚えておきましょう。
イーサリアムとは?
イーサリアムはビットコインに次ぐ二番目の市場規模を持つ仮想通貨で、2015年7月に登場しました。ビットコインと同様、イーサリアムもブロックチェーン技術を基盤としていますが、さらに「スマートコントラクト」というプログラムを組み込んでいる点に違いがあります。イーサリアムでは「Ether(イーサ)」という仮想通貨が使用されるため、こちらも覚えておきましょう。
スマートコントラクトによってイーサリアムでは、契約プロセスに人の手が必要なく自動で実行することが可能です。イーサリアムはこのスマートコントラクトの機能性を活かし、金融から不動産、デジタルアートの取引(NFT)など幅広い分野で利用されています。
ビットコインとイーサリアムの将来性

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世界初の仮想通貨であるビットコインは、その信頼性の高さから時価総額ランキングで常にトップを維持しており、今後の将来性が十分期待できる通貨となっています。またビットコインの流通量は初めから2100万枚までと制限がかけられており、これによって資産価値が極端に暴落することがありません。こういった面でも将来性のある仮想通貨となっています。
イーサリアムは2022年9月のアップデートでETHをバーン(焼却)する仕組みを導入し、こちらも供給量が制限されるようになりました。これにより希少性が高くなり、価値が上昇しやすい状態です。またイーサリアムは「ガス代」と呼ばれている手数料が高騰していた問題が発生していましたが、改善のためのアップデートが進められており、これを受けてさらに需要が拡大する可能性があります。
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