
簡単で分かりやすい「live」と「alive」の違い!「living」との違いや使い分け・例文も元塾講師が詳しく解説!
接頭辞の「a」

image by iStockphoto
「live」と「alive」のように同じような意味を持ちながら、接頭辞の「a」がついているかどうかで使い方が違っていたり、意味がちょっと違っている単語がいくつかありますが、皆さん思いつきますか。接頭辞「a」がついた代表的な単語は「alone」「awake」「asleep」「alike」など。
ここでは簡潔にその違いを確認しておきますね。
#1 「lone」と「alone」
形容詞の「lone」も「alone」も同じ「ひとりの」という意味。「lone」は名詞の前に置く限定用法、「alone」は補語として使う叙述用法ですが、「alone」は「ひとりで」と副詞として使うこともありますね。
#2 「wake」と「awake」/「sleep」と「asleep」
「wake」「sleep」はどちらも動詞で、それぞれ「目が覚める」「寝る」という意味ですね。接頭辞「a」を付けた「awake」「asleep」はそれぞれ「起きている(状態)」「寝ている(状態)」と形容詞としての役割を持ち、「alive」と同じように叙述用法で使える単語です。
#3 「like」と「alike」
「似ている」という意味で使う場合、「like」の品詞は前置詞となり、後に名詞などの目的語を取ります。「~のような」「~に似ている」と訳しますね。一方「alike」は叙述用法の形容詞で補語として使われますので、後に名詞などの目的語を取ることはありません。
1. You are like your father.
「あなたはお父さんに似ています。」
2. You and youf father are much alike.
「あなたとお父さんはよく似ています。」
「live」と「alive」の違いは用法
「生きている」という意味の形容詞「live」と「alive」の違いはその用法です。「live」は限定用法で名詞の前に置いて、後に続く名詞を修飾します。一方「alive」は叙述用法でbe動詞の後に置いて補語の役割をしているのです。「alive」は第2文型、第5文型で使いますので、be動詞以外の動詞と一緒に使うこともありますが、まずは「aliveはbe動詞の後」と覚えておきましょう。