この記事では、シャープとフラットの違いについてみていきます。どちらも楽譜に使用されている変化記号で、音の高さを調節するときに使われるがどのような違いがあるのでしょうか。また、シャープとフラット以外にも変化記号はあるようです。それらはどのような役割をもっているのでしょうか。今回の記事ではシャープとフラット、その他の変化記号や使い方について、ピアノ歴23年ライターりんと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/りん

保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。ピアノの経験を活かし、変化記号の違いについてわかりやすく解説していく。

シャープとフラットはなにが違うの?

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シャープとフラットは音楽用語の中でも有名な種類で、聞いたことある方も多いのではないでしょうか。どちらも音の高さを変化させる役割があります。どのように違うのかそれぞれみていきましょう。

シャープ:半音上げる

シャープはつけた音符の高さを半音上げる役割があります。ピアノで考えると鍵盤があるのでわかりやすいでしょう。半音上げるとは、元の音を示す鍵盤のすぐ右隣の鍵盤を鳴らすということです。多くの場合、白鍵の音にシャープをつければ隣にある黒鍵を鳴らすことになります。シとド、ミとファのように白鍵同士が隣り合っている場合は白鍵を示す場合もあるでしょう。

フラット:半音下げる

フラットはつけた音符の高さを半音下げる役割があります。ピアノでいうと、元の音を示す鍵盤のすぐ左隣の鍵盤を鳴らすということです。

表現の仕方によっては同じ音を表すこともある

シャープは半音上げる、フラットは半音下げる役割があると解説してきました。これらの記号がつくことで表現する音は変化します。表現の仕方によっては同じ音を表すこともあるのです。例えば、「ド#」と「レ♭」は、記号のつけ方としては「ドから半音上げる」「レから半音下げる」を表しています。しかし、実際はどちらもドとレの間にある黒鍵を指しており、示している音は同じです。

\次のページで「その他の変化記号はなにがあるの?」を解説!/

その他の変化記号はなにがあるの?

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変化記号にはシャープとフラット以外にもあと3種類存在しています。どのようなものがあるのかそれぞれみていきましょう。

ダブルシャープ:シャープよりもさらに半音上げる

ダブルシャープはシャープを2つ重ねた意味を表し、クローバーのような形をしています。「ド」にダブルシャープをつけると「レ」を表すように1音上げる場合が多いです。しかし「ミ」にダブルシャープをつけると「ファ#」となるように1音上げると言えない場合もあります。そのため、「2半音上げる」という表現をされることも多いです。

ダブルフラット:フラットよりもさらに半音下げる

ダブルフラットはフラットを2つ重ねた意味を表し、ダブルシャープのように特有の記号はありません。意味通り、フラットを2つ重ねて表します。ダブルシャープと同じような理由で、「2半音下げる」ことを表す記号として使われることが多いです。

ナチュラル:元の高さに戻す

ナチュラルは、今までに出てきた「シャープ」「フラット」「ダブルシャープ」「ダブルフラット」が変化させた音の高さを元に戻す役割があります。

\次のページで「変化記号はどのような使い方をするの?」を解説!/

変化記号はどのような使い方をするの?

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変化記号とは音の高さを調節する記号そのものを指しています。今までの解説で出てきたシャープやフラット、ナチュラルなどは全て変化記号です。これらの記号は使われる場所によって「調号」と「臨時記号」と呼ばれるようになり、使い方がそれぞれ異なります。どのような使い方なのかみていきましょう。

調号:五線譜の最初に置く変化記号

楽譜の一番前にト音記号やヘ音記号があり、その横に変化記号が書かれているものを見たことがあるでしょうか。楽譜の最初に書かれている変化記号を調号と呼び、楽譜全体にかかる変化記号です。

楽譜にかかれている音符は全て調号の影響を受けます。調号があることで全ての音符に変化記号をつけることを防ぎ、楽譜を見やすくしているのです。調号からその楽譜の「調(ハ長調やイ短調など)」も読み取ることができます。

臨時記号:楽譜の途中に臨時でつける変化記号

臨時記号とは「臨時」につける記号のことです。調号で楽譜全体にどのような変化記号をつけるか定められていますが、曲の途中で「この音だけ変化させたい」という場合に音符単体に変化記号をつけられます。その音符単体についた変化記号が臨時記号です。臨時記号は音符につけるとナチュラルがつくか楽譜の次の小節線まで効力が続きます。

シャープは半音上げてフラットは半音下げる

シャープもフラットもどちらも音符の高さを変える変化記号です。音を半音上げたいときにはシャープを、音を半音下げたいときにはフラットを使いましょう。半音変化するだけで曲調がガラっと変化することもあるので面白いですよ。ぜひ楽譜を読むときの参考にしてみてください。

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雑学

3分で簡単にわかる!「#(シャープ)」と「♭(フラット)」の違いとは?他の変化記号もピアノ歴23年ライターが詳しく解説

この記事では、シャープとフラットの違いについてみていきます。どちらも楽譜に使用されている変化記号で、音の高さを調節するときに使われるがどのような違いがあるのでしょうか。また、シャープとフラット以外にも変化記号はあるようです。それらはどのような役割をもっているのでしょうか。今回の記事ではシャープとフラット、その他の変化記号や使い方について、ピアノ歴23年ライターりんと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/りん

保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。ピアノの経験を活かし、変化記号の違いについてわかりやすく解説していく。

シャープとフラットはなにが違うの?

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シャープとフラットは音楽用語の中でも有名な種類で、聞いたことある方も多いのではないでしょうか。どちらも音の高さを変化させる役割があります。どのように違うのかそれぞれみていきましょう。

シャープ:半音上げる

シャープはつけた音符の高さを半音上げる役割があります。ピアノで考えると鍵盤があるのでわかりやすいでしょう。半音上げるとは、元の音を示す鍵盤のすぐ右隣の鍵盤を鳴らすということです。多くの場合、白鍵の音にシャープをつければ隣にある黒鍵を鳴らすことになります。シとド、ミとファのように白鍵同士が隣り合っている場合は白鍵を示す場合もあるでしょう。

フラット:半音下げる

フラットはつけた音符の高さを半音下げる役割があります。ピアノでいうと、元の音を示す鍵盤のすぐ左隣の鍵盤を鳴らすということです。

表現の仕方によっては同じ音を表すこともある

シャープは半音上げる、フラットは半音下げる役割があると解説してきました。これらの記号がつくことで表現する音は変化します。表現の仕方によっては同じ音を表すこともあるのです。例えば、「ド#」と「レ♭」は、記号のつけ方としては「ドから半音上げる」「レから半音下げる」を表しています。しかし、実際はどちらもドとレの間にある黒鍵を指しており、示している音は同じです。

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