雑学

簡単でわかりやすい!カリッコリーとロマネスコの違いは?栄養素やおすすめの食べ方も雑学好きライターが詳しく解説

今回はカリッコリーとロマネスコの違いがテーマです。歴史的にはロマネスコの方が古く、それが日本に輸入されて改良されたのがカリッコリーと呼ばれている。
カリッコリーという名前から想像できる通り、カリフラワーとブロッコリーをかけ合わせたものとして知られている。では含まれている栄養素にはどんなものがあるのか、どんな調理法があるのかを、雑学好きライター・ねぼけねこと一緒に解説していきます。

ライター/ねぼけねこ

法学部出身。某大組織での文書作成・広報部門での業務に10年以上従事し、IT・プログラミング分野の歴史にも詳しい。

カリッコリーとロマネスコの違いをざっくり解説

まず最初に、カリッコリーとロマネスコの違いをざっくり解説しましょう。両者は同じものですが、ロマネスコというのはイタリア(あるいはドイツ)を発祥とするヨーロッパ原産の野菜を指し、カリッコリーはそれが日本人向けに改良されたものを指します。つまり両者は同じものを指しますが、それぞれの名称が与えられるまでの経緯が異なっているのです。

カリッコリーとロマネスコは同じ野菜

image by iStockphoto

結論を最初に言うと、カリッコリーとロマネスコは同じ野菜で、名前が違うだけです。

カリッコリー、あるいはロマネスコと呼ばれるあの野菜はアブラナ科アブラナ属のもので、ブロッコリーとカリフラワーの交配種。しかしそれではなぜ同じ野菜に二つの名前があるのでしょうか。

実は、カリッコリーは品種名ではなく商品名です。イタリア発祥のロマネスコを日本で栽培する際に、日本人の好みに合わせて改良したのがカリッコリーと考えるといいでしょう。これとは別に、ロマネスコはロマネスコとしてイタリア原産の野菜としてそのままの名前で輸入されてきました。

ロマネスコ:アブラナ科の野菜

もともとロマネスコはアブラナ科アブラナ属の野菜で、ブロッコリーとカリフラワーの交配種とされています。その最大の特徴は「見た目」にあると言ってもいいでしょう。

ロマネスコの花蕾は小さな円錐の形をしており、それらがきれいな螺旋状に集まって大きな円錐を形成しています。それらがまた螺旋状に集まり、さらに大きな円錐を形成して…という形なのです。

原産地はイタリアで、16世紀頃にローマ近郊で開発されたとされています。味や食感はブロッコリーやカリフラワーに似ており、甘みがあり青臭さは少なめです。ビタミンCやカリウムが豊富で、美容や健康に良いと言われています。

カリッコリー:ブロッコリーとカリフラワーをあわせた呼び名

カリッコリーはブロッコリーとカリフラワーをあわせたという意味で名付けられたものですが、実際にはロマネスコの別名です。

と言っても完全に同じなわけではなく、カリッコリーはロマネスコを日本で栽培する際に、日本人の好みに合わせて改良したもので、日本で開発された商品名だと言えるでしょう。

カリッコリーは見た目や味はほとんどロマネスコと変わりませんが、やや小ぶりで色が濃いという特徴があります。青臭さが少なく甘みがあり、ビタミンCや食物繊維が豊富です。ゆでてサラダやスープにしたり、炒めたりして食べることができます。

カリッコリーとロマネスコの歴史は?

ロマネスコの起源ははっきりと分かっていません。一説によると、16世紀にイタリアでブロッコリーとカリフラワーを交配して作られたとされています。しかし、別の説ではロマネスコの方が古くからある野菜で、ドイツでも同時期に栽培されていた記録があるそうです。

一方、日本で取り入れられた歴史はある程度はっきりしています。ロマネスコを栽培する際に日本人向けに改良されたのがカリッコリーで、つまりカリッコリーは日本で開発された商品名だと言えるでしょう。

要するにカリッコリーとロマネスコは、同じ野菜の別々のブランドということになります。どちらも美しいフラクタル形状をしており、数学的な美しさが人々を魅了してきました。

\次のページで「カリッコリーとロマネスコの栄養素をもっと詳しく!」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: