
3分で簡単にわかる「楽しい」と「面白い」の違い!定義や感情、使い分けもビジネス文書熟練者がわかりやすく解説!
そこでこの記事では、「楽しい」と「面白い」の言葉の定義や感情的な違い、使い方の違い、そして具体的な例を、言葉の使い方にこだわるビジネス文書熟練者の西風と一緒に解説していきます。

ライター/西風
企業にて10年以上にわたりビジネスパーソンとの交流や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届け。
「楽しい」と「面白い」の違いとは?

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「楽しい」と「面白い」は、どちらもポジティブな感情を表す日本語の形容詞ですが、そのニュアンスは異なります。これらの違いを理解するため、「楽しい」と「面白い」の定義と語源について見ていきましょう。
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「楽しい」は心地よさや満足感を表す感情
「楽しい」という言葉は、心が満ち足りて、愉快な気持ちであることを表します。「楽しい」は主に、自分が好きなことをしているときや、自分が好きな人と一緒にいるときに感じる感情です。
「面白い」は興味や好奇心を表す感情
「面白い」は「楽しい」よりも広い意味を持ち、滑稽で笑いたくなる、気分が晴れ晴れする、一風変わっていて珍しい、心が惹かれる、趣深いなどの感情を表します。「面白い」は主に、新しい情報や知識、ユーモラスなジョーク、独特な視点など、何か新鮮で魅力的なものを見つけたときに感じる感情です。
「楽しい」と「面白い」の語源とその意味
「楽しい」は、古い日本語の「楽し(たのし)」から派生した形容詞で、もともとは「心地よい」「気持ちがいい」などの意味を持っていました。これは、何かを楽しむときに感じる心地よさや満足感といった感情を表しています。
「面白い」は、「面」(顔)と「白い」(明るい)の組み合わせから来ており、もともとは「顔が明るくなる」こと、つまり「笑顔になる」ことを意味していました。これは、何かに興味を持ったときや何か新しいことを学んだときに感じる喜びや興奮といった感情を表しています。
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