みんなは「サッカー」は好きかな?実は俺は結構好きなんです。特に代表の試合は毎回欠かさずチェックしているぞ。そしてこの「サッカー」、もちろん世界中で大人気のスポーツです。ただ、「サッカー」のことを「フットボール」という国もあるよな…。あれ、この2つは何か違いがあるのかな。

「サッカー」と「フットボール」、違いはないと言えばないし、あると言えばあるでしょう。

今回はそんな「サッカー」と「フットボール」の違いを、言葉の違いに詳しい院卒日本語教師の"むかいひろき"と一緒に解説していきます。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学に再就職した、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に言葉や雑学について分かりやすく解説していく。子どものころにサッカー経験もあり。

実はどちらも同じスポーツ!

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「サッカー」と「フットボール」の違いは何かと聞かれて、すぐに答えられますか?意外と答えられないかもしれません。まず初めに大切なことを言うと、どちらも同じスポーツです。では、なぜ2つの名前が存在するのでしょうか。

「サッカー」:アソシエーション・フットボールの略

「サッカー」は「アソシエーション・フットボール(Association Football)」を省略した呼び名です。「Association」を「Soc」に省略し、さらに人という意味を表す「er」をつけて「Soccer(サッカー)」になったと考えられています。

では、この「アソシエーション・フットボール」とは何でしょうか。「サッカー」が生まれたイギリスでは、誕生当初は地域などによってバラバラのルールがあり、統一したルールがありませんでした。それが1863年に設立された協会(Association)によって統一され、現在の「サッカー」の原型となったのです。

ちなみに「アソシエーション・フットボール」はアメリカでは先述のように「サッカー」と略されましたが、肝心のイギリスでは「フットボール」と略されていたそうですね。これが今日での呼び方の違いにつながっていきます。

「フットボール」:”足+ボール”の意味!

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「フットボール(Football)」は、足を意味する「foot(フット)」とボールを意味する「ボール(ball)」をつなげて生まれた言葉です。「フットボール(サッカー)」は原則手を使用せず、足を中心に使うスポーツですから、当然のネーミングですよね。もちろん「フットボール(サッカー)」発祥の地、イギリスから広がった名前です。

国によって呼び名が違う「サッカー」「フットボール」

では、今現在の世界では「サッカー」と「フットボール」、どちらの呼び名が主流なのでしょうか?一部の国を除いた世界の多くの国で、「サッカー」か「フットボール」、もしくはそれらが元になった言葉を使用しています。しかし実は片方はかなりの少数派なのです。

\次のページで「「サッカー」:日本やアメリカなど少数派!」を解説!/

「サッカー」:日本やアメリカなど少数派!

まずは「サッカー」という呼び名を使っている国を見てみましょう。実は「サッカー」という呼び名を使っている国は少数派です。日本以外にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ…などわずかしかありません。

日本では、サッカーと同時期にアメリカンフットボールやラグビーフットボールが伝わったため、混同を避けるために「サッカー」の呼び名が浸透したのではないかと考えられています。(ただ、日本サッカー協会によると真相は不明とのこと。)

アメリカやオーストラリアなどでは、アメリカンフットボールやオージーフットボールなど、その他の「○○フットボール」も盛んであるために、「サッカー」という呼び名が浸透しているのではと考えられていますね。

「フットボール」:ヨーロッパや南米など多数派!

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一方の「フットボール」は、イタリアやアイルランドなど一部を除くヨーロッパ諸国、日本や東南アジアの一部の国を除いたアジア諸国、アフリカの大半の国、中南米諸国で使用されています。簡潔に言えば、世界の大半の国々は「フットボール」か「フットボール」から派生した呼び名を使っているということです。

中国では「足球(zúqiú)」といい、読み方は本来の「football」からはかなりズレていますが、その漢字から分かる通り、「フットボール」から派生した呼び名ですね。

ちなみに「サッカー」や「フットボール」と別系統の呼び方をする国の中で代表的なのはイタリアです。イタリアでは「サッカー(フットボール)」のことは「calcio(カルチョ)」といい、「蹴ること」という意味だそうですね。

「サッカー」と「フットボール」はどちらも同じスポーツ!

今回は「サッカー」と「フットボール」の違いについて解説しました。まず大切なことですが、どちらも同じスポーツです。ただ、国や言語によって呼び方が異なります。実は「サッカー」という呼び名を使うのは日本やアメリカなどの少数派で、多くの国々は「フットボール」やそこから派生した呼び名を使っているのです。

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雑学

簡単に分かる「サッカー」と「フットボール」の違い!日本は少数派?院卒日本語教師が分かりやすく解説

「サッカー」:日本やアメリカなど少数派!

まずは「サッカー」という呼び名を使っている国を見てみましょう。実は「サッカー」という呼び名を使っている国は少数派です。日本以外にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ…などわずかしかありません。

日本では、サッカーと同時期にアメリカンフットボールやラグビーフットボールが伝わったため、混同を避けるために「サッカー」の呼び名が浸透したのではないかと考えられています。(ただ、日本サッカー協会によると真相は不明とのこと。)

アメリカやオーストラリアなどでは、アメリカンフットボールやオージーフットボールなど、その他の「○○フットボール」も盛んであるために、「サッカー」という呼び名が浸透しているのではと考えられていますね。

「フットボール」:ヨーロッパや南米など多数派!

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一方の「フットボール」は、イタリアやアイルランドなど一部を除くヨーロッパ諸国、日本や東南アジアの一部の国を除いたアジア諸国、アフリカの大半の国、中南米諸国で使用されています。簡潔に言えば、世界の大半の国々は「フットボール」か「フットボール」から派生した呼び名を使っているということです。

中国では「足球(zúqiú)」といい、読み方は本来の「football」からはかなりズレていますが、その漢字から分かる通り、「フットボール」から派生した呼び名ですね。

ちなみに「サッカー」や「フットボール」と別系統の呼び方をする国の中で代表的なのはイタリアです。イタリアでは「サッカー(フットボール)」のことは「calcio(カルチョ)」といい、「蹴ること」という意味だそうですね。

「サッカー」と「フットボール」はどちらも同じスポーツ!

今回は「サッカー」と「フットボール」の違いについて解説しました。まず大切なことですが、どちらも同じスポーツです。ただ、国や言語によって呼び方が異なります。実は「サッカー」という呼び名を使うのは日本やアメリカなどの少数派で、多くの国々は「フットボール」やそこから派生した呼び名を使っているのです。

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