簡単に分かる「サッカー」と「フットボール」の違い!日本は少数派?院卒日本語教師が分かりやすく解説
「サッカー」:日本やアメリカなど少数派!
まずは「サッカー」という呼び名を使っている国を見てみましょう。実は「サッカー」という呼び名を使っている国は少数派です。日本以外にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ…などわずかしかありません。
日本では、サッカーと同時期にアメリカンフットボールやラグビーフットボールが伝わったため、混同を避けるために「サッカー」の呼び名が浸透したのではないかと考えられています。(ただ、日本サッカー協会によると真相は不明とのこと。)
アメリカやオーストラリアなどでは、アメリカンフットボールやオージーフットボールなど、その他の「○○フットボール」も盛んであるために、「サッカー」という呼び名が浸透しているのではと考えられていますね。
「フットボール」:ヨーロッパや南米など多数派!
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一方の「フットボール」は、イタリアやアイルランドなど一部を除くヨーロッパ諸国、日本や東南アジアの一部の国を除いたアジア諸国、アフリカの大半の国、中南米諸国で使用されています。簡潔に言えば、世界の大半の国々は「フットボール」か「フットボール」から派生した呼び名を使っているということです。
中国では「足球(zúqiú)」といい、読み方は本来の「football」からはかなりズレていますが、その漢字から分かる通り、「フットボール」から派生した呼び名ですね。
ちなみに「サッカー」や「フットボール」と別系統の呼び方をする国の中で代表的なのはイタリアです。イタリアでは「サッカー(フットボール)」のことは「calcio(カルチョ)」といい、「蹴ること」という意味だそうですね。
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