雑学

簡単でわかりやすい!ゲジゲジとムカデの違いとは?見た目や毒性・効果的な駆除方法も大学で生物を学んだライターが詳しく解説

この記事ではゲジゲジとムカデの違いについてみていきます。2つとも「無数の足をもつ虫」というイメージがあるよな。その通りゲジゲジは分類上、「広義のムカデ」なんです。ですが一般的なムカデと違って、ゲジゲジは人にとって無害です。今回はそんな「足の多い虫」の違いを、見分け方も含めて、大学で生物を学んだライター2scと一緒に解説していきます。

ライター/2sc

理系の大学院に通うかたわら、ライターとして活動。技術から生活までさまざまな知識を、科学の視点で解説する。この記事では「多足類」こと、ゲジゲジとムカデの違いについてわかりやすく解説していく。

ゲジゲジとムカデを大まかに比較

image by iStockphoto

まずはゲジゲジとムカデの分類について徹底解説。両者は別々に呼び分けられていますが、「無数の足」や「大顎」などいくつかの共通点をもっています。以下そんなゲジゲジとムカデを、大まかに比較していきましょう!

一般的なムカデは「オオムカデ目」

ムカデは「多足類」という節足動物の仲間で、厳密には「多足亜門ムカデ上綱ムカデ綱」に分類されます。

そんなムカデは漢字で書くと「百足」となるように、「おびただしい数の足をもつ虫」です。その胴体には15対から191対もの足が付属。それに合わせて長い胴体も兼ね備えています。頭部には脚が変形してできた「顎肢/がくし」が付属。その噛む力と分泌する毒によって、ゴキブリなど大きな昆虫を仕留めます。

以上ムカデはさらに、オオムカデ目・イシムカデ目・ジムカデ目・ゲジ目の4グループに細分化。その中で普段わたしたちが「ムカデ」と呼んでいるのはオオムカデ目です。日本にいる種だと、頭だけ赤色の「トビズムカデ」や全身が青みがかった「アオズムカデ」、全身が赤みがかった「アカズムカデ」などが該当します。どの種も体長10cm〜20cm程度と大型。顎肢に人を苦しめる「強い毒」をもちます。

ゲジゲジは広義のムカデだが「変わり者」

ゲジゲジはムカデの一種です。正式には「ゲジ」という名前で、「多足亜門ムカデ上綱ムカデ綱ゲジ目」の虫を指します。彼らはムカデの中でも異質な存在。「短い胴体から長く伸びた脚」やそれを活かした「スピーディな動き」など、他のムカデにはない個性をもっているのです。日本には体長3cmの「ゲジ」と、体長6cmの「オオゲジ」の2種類のゲジゲジが生息しています。

以下この記事では、ムカデの代表格「オオムカデ目」と変わり種の「ゲジ目」の違いについて徹底解説。見分け方や毒の違いはもちろんのこと、彼らを駆除する方法についてもみていきましょう!

\次のページで「ゲジゲジとムカデの具体的な違い」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: