簡単で分かりやすい「within」と「in」の違い!相手が伝えたいのはいつのこと?元塾講師が詳しく解説!
1. I will be back in ten minutes.
「10分で戻ります。」
2. We will go to Hawaii in a week.
「私たちは1週間後にハワイに行きます。」
3. You must return to Japan in two months.
「2か月で日本に戻らなければなりません。」
1は一見すると10分かからずに戻ってくることもありえるのでは、と思ってしまいがちですが、話し手は10分後に戻ることを伝えています。つまり10分間は席を外すということ。2はこれから1週間経過した後にハワイに行く、つまり1週間はハワイには行かない、3では2ヶ月経ったら帰国する、つまり2ヶ月間は帰国しない、ということを伝えているのです。
このように、「in」を使う場合は、「ある時間が経過した後に」という意味。ここで「after」が使えないのか、という疑問が出てきますよね。「after」も「~の後に」という意味ですが、「after」は単に順番を示しているだけですので、「時間の経過」を表す前置詞ではないのです。
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「by」と「until」もまとめて覚えよう
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「within」と「in」の他にも時間の範囲を表す単語があります。せっかくですので、それもまとめて確認していきましょう。
1. 「by」:~までに
まずは「by」ですね。「~までに」という意味で期限を表す言葉です。期限ですので、その期限となる時間や日付を示していて、その期限までの間であればどの時点でもよいということになります。
例えば役所で何かの手続きをするとしましょう。「by 5 p.m.」と言われれば、「午後5時までに」ですので、午後5時前であればどの時間でもよいということになるわけです。
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