AV01とAVC1の違いが簡単に分かる!特徴や仕組みも元システム運用ライターが詳しく解説
ライター/ツカヤ
10年程システム運用に従事していたWebライター。映画、小説、筋トレと多数の趣味を持つ。最近の趣味はNetflixでの映画の一気見。
そもそも動画のエンコードってなに?
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動画視聴にはエンコードと呼ばれる技術が使用されています。エンコードとは、動画視聴時に映像や音声データを一定の規則に従って圧縮や暗号化を行い、目的に応じた別の形式データへと変換する技術のことを指しているのです。この技術によって、限られた通信量の中でも大容量の動画を視聴することが可能となっています。現在の動画視聴には、この技術が必須となっているのです。
AV01とAVC1の違いってなに?
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AV01とAVC1はどちらも動画視聴時に使用されるエンコードの名称です。どちらも目的は同じですが、そこには様々な違いが存在しています。著作権の有無や対応するデバイスの範囲など、2つのエンコードがもつ違いについて紹介してきましょう。
AV01は圧縮率が高い
AV01は高圧縮率と高品質な動画提供することを目的として開発されたエンコードです。AV01には先進的な圧縮技術が使用されており、従来よりも小さなファイルサイズで動画をエンコードすることが可能となっています。その高圧縮率によって、高品質な動画提供を実現できることからYouTubeやNetflixをはじめとした数多くの動画視聴サービスで採用されているのです。
AVC1は普及率が高い
AVC1は現在で最も広く使用されているエンコードの1つです。動画の高品質化と高圧縮率の両立が可能となっており、オンライン映像配信、映画、ストリーミング動画、テレビなど、さまざまな用途で使用されています。AVC1はAV01と比較すると古い技術ではありますが、圧縮率が高く画質も良好なためハイビジョン映像配信にも採用されているのです。
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