この記事ではシングル曲とアルバム曲の違いについてみていきます。どちらも1曲以上が収録された音楽媒体を指し、同じアーティストのシングルとアルバムで収録曲が重複することもあるよな。ずばり、シングル曲とアルバム曲は収録曲数で区別されているぞ。それぞれの楽しみ方や価格の違いも音楽好きライターYunaと一緒に解説していきます。

ライター/Yuna

現役ママライターのYuna。音楽を聴くならYouTube Music。この記事では、「今すぐ使える雑学」をコンセプトに解説していく。

違いその1.メディア媒体への収録曲数

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シングル、アルバムと並べて聞くと音楽のCD媒体やオンライン配信サービスをイメージする人は多いのではないでしょうか?音楽を聴くのが趣味の人にとってはとても身近な言葉ですよね。どちらも音楽や音声を収録したものではありますが、その境目は何でしょうか?実は、最もわかりやすい違いは収録されている楽曲数なんです。

シングル曲:1〜4曲が収録

シングルといえば、人気で流行した曲がタイトルを飾るイメージがありますよね。シングル曲は、1曲から4曲前後が収録されたCD媒体やオンラインで配信・販売されている曲のことを指します。総再生時間が10分以下であることが多いですが、明確に定義はされていません。楽曲を制作する立場から見ても、収録曲数が少なく製作時間も短く済むというメリットがあります。

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アルバム曲:6曲以上が収録

音楽のアルバムはアーティストが単体だったり複数だったり、収録曲数が多い印象がありますね。実際は、6曲以上からアルバムとして販売される場合が多く、総再生時間が30分以上とボリューム満点です。過去にシングルとして提供した曲をまとめて収録することも。シングル曲同様、CD媒体やオンラインの両方で販売されています。

EPとの違い

音楽を聴く人なら、EPという文字がCDやオンライン配信された楽曲のタイトル後ろに並んでいるのを見かけたことがあるのではないでしょうか。EPとは、アナログのレコード盤で音楽を聴いていたときに使われた用語で「Extended Play」の略称。

ざっくりと理解するなら、シングル以上アルバム未満のものと覚えておきましょう。アーティストのこだわりや、オンライン配信サービス側のガイドライン等によりEPが使われるケースが多いです。

違いその2.楽しみ方

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シングルとアルバムは、片方しか買わない、あるいは両方買う人もいますよね。スマートフォンやパソコンで気軽に音楽が聴けるようになった今、1曲以上をまとめ買いするメリットは何でしょうか。インターネットを介さずオフラインで楽しみたいという気持ち。あるいは、楽曲やアーティストから得た感動への対価を支払うためかもしれません。

シングル曲:ファンを生み出すテーマ曲の存在

音楽好きと言えど、特定のアーティストの楽曲を網羅したいファンもいれば、たった1曲が心に刺さる人もいるのではないでしょうか。シングル曲は、同じアーティストが提供しているものでもテーマや世界観の違いがありますよね。

夏や冬など季節に合わせたり、ドラマやアニメに採用された曲を主役に据えたり、様々なシングルの形は初心者でも気軽にアーティストの作る世界観に入りやすくさせます。

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アルバム曲:収集して生活の一部に

特定のアーティストのファンになったら、そのアーティストのアルバムを集めたい衝動に駆られることも。通勤や通学でモチベーションを上げるため、あるいは自宅でゆっくりリラックスするために、大好きな音楽に囲まれたいと思う気持ちは自然なことです。

心に残った曲を求めて手に取ったら、気にもとめなかった曲を好きになったり。アルバムは収集するだけでなく、新しい曲の発掘という楽しみ方も味わえます。

違いその3.1曲あたりの価格

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音楽を無料で聴く方法はいくつかありますが、多くの人が日常生活で楽しむためにお金をかけています。趣味や娯楽にお金を惜しまないとしても、コストパフォーマンスは重要です。シングル曲とアルバム曲は、オンライン配信の場合1曲あたりはどちらも同価格のことが多いでしょう。しかし、一括でダウンロード購入するときや従来のCD媒体の場合は大きく価格が異なります

シングル曲:価格は高めだが購買意欲を掻き立てられる

スマートフォン・パソコンで楽曲を1曲ずつ購入できるのに対し、シングルをまとめ買いすると曲数に対して価格が高いと感じたことはありませんか?CD媒体なら安くて500円、高いと1500円台のことも。

それでも買いたいと思わせる理由は、アルバム未収録の特典やおまけ、数量・期間限定のジャケットなどに惹かれるからではないでしょうか。アーティストではなく収録された楽曲が好きで手元に置きたい人にとっては、シングルが最適かもしれません。

アルバム曲:コストパフォーマンスが高い

アルバムが重宝されてきた理由のひとつは、収録曲数に対するコストパフォーマンスの良さ。CD媒体のアルバムなら安くて2000円台、高くて3000円台と収録曲数によってはかなりリーズナブルです。

オンライン配信サービスも、特定のアルバムを1曲ずつ買う場合とまとめ買いする場合は、まとめ買いのほうが安くなるよう価格設定されています。お気に入りの曲がアルバムに収録されたことを知って買う人もいるでしょう。

シングル曲とアルバム曲を聴いて音楽を楽しもう

音楽の楽しみ方は、シングルやアルバムの垣根を超えて多様性に満ちています。インターネットを介さずに音楽を楽しみたい人もいれば、サブスクリプションサービスに加入して音楽を聴き放題の人もいるでしょう。音楽の楽しみ方に優劣はなく、選択できるというのが利点です。今後も、シングル・アルバムというパッケージは提供され続けるでしょう。

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簡単でわかりやすいシングル曲とアルバム曲の違い!曲数や楽しみ方も音楽好きライターが詳しく解説

この記事ではシングル曲とアルバム曲の違いについてみていきます。どちらも1曲以上が収録された音楽媒体を指し、同じアーティストのシングルとアルバムで収録曲が重複することもあるよな。ずばり、シングル曲とアルバム曲は収録曲数で区別されているぞ。それぞれの楽しみ方や価格の違いも音楽好きライターYunaと一緒に解説していきます。

ライター/Yuna

現役ママライターのYuna。音楽を聴くならYouTube Music。この記事では、「今すぐ使える雑学」をコンセプトに解説していく。

違いその1.メディア媒体への収録曲数

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シングル、アルバムと並べて聞くと音楽のCD媒体やオンライン配信サービスをイメージする人は多いのではないでしょうか?音楽を聴くのが趣味の人にとってはとても身近な言葉ですよね。どちらも音楽や音声を収録したものではありますが、その境目は何でしょうか?実は、最もわかりやすい違いは収録されている楽曲数なんです。

シングル曲:1〜4曲が収録

シングルといえば、人気で流行した曲がタイトルを飾るイメージがありますよね。シングル曲は、1曲から4曲前後が収録されたCD媒体やオンラインで配信・販売されている曲のことを指します。総再生時間が10分以下であることが多いですが、明確に定義はされていません。楽曲を制作する立場から見ても、収録曲数が少なく製作時間も短く済むというメリットがあります。

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