家具や家電などを幅広く取り扱う「ニトリ」。
しかし「ニトリ」グループの店舗形態として、「デコホーム」の出店も増えてきた。
今回は「ニトリ」と「デコホーム」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

ニトリとデコホームの違い

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今や日本一の家具店といえば「ニトリ」。しかし「ニトリ」グループには「デコホーム」と呼ばれる店名の店舗もあります。どちらも同じような商品を取り扱っているように見えますが、両者の違いはいったい何なのでしょうか。ここでは「ニトリ」と「デコホーム」の違いについて解説していきます。

ニトリ:大型家具・家電・生活雑貨・インテリアを取り扱う

「ニトリ」は大型家具や家電、生活雑貨やインテリアなど、おうちに関わる商品をジャンル問わず幅広く取り揃えています。商品数が多く、かつ自社ブランドは高品質かつ安価。ニトリ製品がご家庭にある人も多いのではないでしょうか。

デコホーム:生活雑貨やインテリア小物まで

「デコホーム」は生活雑貨やインテリア小物を取りそろえた店舗です。特に都市部のショッピングモールなどに多く、オシャレな生活を演出するためのアイテムが揃っている店舗と言えるでしょう。

ニトリとデコホームの特徴

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「ニトリ」と「デコホーム」の違いは取扱商品の種類によることがおわかりいただけたと思います。ではなぜ取扱商品が異なっているのでしょうか。ここではその理由を「ニトリ」と「デコホーム」の店舗の特徴を踏まえ解説していきます。

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ニトリ:郊外の大型店舗

「ニトリ」は大型商品や大量の商品を取り扱うために、店舗には広大な敷地が必要です。また大きな商品を持って帰ったり、配送業者を手配するためには自動車の利用が必須。そのため自家用車を持っている客層をターゲットとしています。よって広大な敷地が確保でき、かつ自動車の保有率が高い地域に出店することがほとんど。具体的には都市部の郊外や地方都市などです。

デコホーム:都市部の商業施設内

「デコホーム」の店舗は都市部のショッピングモールやファッションビルなどの商業施設内に1テナントとして入居していることがほとんどです。

大型商品の取り扱いをせず、生活雑貨やインテリア小物に絞って店舗面積を縮小することで、都市部でも営業をすることが可能。また都市部では電車やバスで外出をする人が多く、あまり大きな荷物を持たなくてよいラインナップは購買意欲を刺激します。たまたま店舗の前を通りかかったとき、ついでに買い物ができるという需要を見越しているんですね。

取り寄せサービスは利用できるの?

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同じ「ニトリ」グループである「ニトリ」と「デコホーム」。当然同じブランドの商品を取り扱っているため、たまたま購入したい商品が店舗になかった場合には取り寄せサービスも利用できます。ここでは「ニトリ」と「デコホーム」の取り寄せサービスについても見ていきましょう。

ニトリの商品からデコホームへはサイズ制限あり

「デコホーム」の商品は小型なので「ニトリ」に取り寄せることは可能です。しかし「ニトリ」の商品は、大型商品の場合は「デコホーム」に取り寄せられない場合もあります。店舗面積などの問題があるため、店舗でスタッフに確認してみてください。

ニトリネットで直接注文もできる

店舗に行かなくても、公式通販サイト「ニトリネット」で購入すれば直接自宅に配送してもらうことも可能です。もしくは「ニトリ」の店舗に行って、たまたま欲しい商品がなかったり、持って帰る余裕がなかった場合に、後日「ニトリネット」で注文するという手もあるでしょう。

\次のページで「ニトリは大型商品、デコホームは小型商品」を解説!/

ニトリは大型商品、デコホームは小型商品

ここまで「ニトリ」と「デコホーム」の違い、両店舗の特徴、そして取り寄せサービスや公式通販サイトについて解説してきました。街中で見かける店舗の謎が一つ解けたのではないでしょうか。

筆者は高品質で安価な「ニトリ」ブランドの商品が大好きで、自宅の家具も「ニトリ」や「デコホーム」で購入したものが多いです。現在は外資系家具店の台頭も目立ってきてはいますが、日本のモノづくり特有の「かゆい所に手が届く」商品をこれからも世に送り出し続けてほしいと思っています。

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暮らし雑学

3分で簡単にわかるニトリとデコホームの違い!取扱商品や取り寄せサービスも雑学好きライターがわかりやすく解説

ニトリ:郊外の大型店舗

「ニトリ」は大型商品や大量の商品を取り扱うために、店舗には広大な敷地が必要です。また大きな商品を持って帰ったり、配送業者を手配するためには自動車の利用が必須。そのため自家用車を持っている客層をターゲットとしています。よって広大な敷地が確保でき、かつ自動車の保有率が高い地域に出店することがほとんど。具体的には都市部の郊外や地方都市などです。

デコホーム:都市部の商業施設内

「デコホーム」の店舗は都市部のショッピングモールやファッションビルなどの商業施設内に1テナントとして入居していることがほとんどです。

大型商品の取り扱いをせず、生活雑貨やインテリア小物に絞って店舗面積を縮小することで、都市部でも営業をすることが可能。また都市部では電車やバスで外出をする人が多く、あまり大きな荷物を持たなくてよいラインナップは購買意欲を刺激します。たまたま店舗の前を通りかかったとき、ついでに買い物ができるという需要を見越しているんですね。

取り寄せサービスは利用できるの?

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同じ「ニトリ」グループである「ニトリ」と「デコホーム」。当然同じブランドの商品を取り扱っているため、たまたま購入したい商品が店舗になかった場合には取り寄せサービスも利用できます。ここでは「ニトリ」と「デコホーム」の取り寄せサービスについても見ていきましょう。

ニトリの商品からデコホームへはサイズ制限あり

「デコホーム」の商品は小型なので「ニトリ」に取り寄せることは可能です。しかし「ニトリ」の商品は、大型商品の場合は「デコホーム」に取り寄せられない場合もあります。店舗面積などの問題があるため、店舗でスタッフに確認してみてください。

ニトリネットで直接注文もできる

店舗に行かなくても、公式通販サイト「ニトリネット」で購入すれば直接自宅に配送してもらうことも可能です。もしくは「ニトリ」の店舗に行って、たまたま欲しい商品がなかったり、持って帰る余裕がなかった場合に、後日「ニトリネット」で注文するという手もあるでしょう。

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