この記事では「ブリーフ」と「ボクサー」の違いを見ていきます。ところでみんなはどんな下着をはいているんです。大きく分けると「ブリーフ」「ボクサー」「トランクス」のどれかに当てはまるんじゃないかと思うが。その中でもまずは「ブリーフ」と「ボクサー」の違いを中心に見ていこう。それぞれのメリットやデメリットだけじゃなく、男性用の下着の種類なども元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「ブリーフ」と「ボクサー」の違い

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男性の皆さんは「ブリーフ」と「ボクサー」のどちらを使っていますか。それとも「トランクス」?下着メーカーや雑誌などのアンケートで圧倒的に人気なのは「ボクサー」。一方「ブリーフ」は人気がないという結果が多くみられます。では、まずその違いを見ていきましょう。

「ブリーフ」:股下がないY字型

「ブリーフ」は股下がなくY字型をしていて、足の付け根部分が解放された形をしています。そして肌に密着するタイプですね。小さい子ども~小学生低学年ぐらいの男の子の下着の定番のようなイメージも多いと思いますが、どうでしょうか。

大人の男性で「ブリーフ」を使っている割合は、さまざまなアンケートを見ると10~15パーセント。他のタイプに比べると「ブリーフ派」は少ないと言えるでしょう。ちなみに「ブリーフ」を英語で言うと「briefs」です。

「ボクサー」:ショートパンツ型

「ボクサー」はショートパンツ型で肌に密着するタイプの下着です。紛らわしく感じるかもしれませんが、「ボクサーブリーフ」と呼ばれている下着は、「ボクサー(またはボクサーパンツ)」に入りますね。「トランクス」の生地を肌にぴったりとフィットさせたタイプです。

男性では「ボクサー派」が現在は圧倒的に多く、さまざまなアンケート調査などでは45~55パーセントの間で推移しています。女性誌のアンケートでも「ボクサー」が人気なのが、後押しをしているのかもしれませんね。ちなみに「ボクサー」は英語で「trunks」。海外で下着を購入するときには気をつけてくださいね。

「ブリーフ」と「ボクサー」の特徴

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次に、「ブリーフ」と「ボクサー」の特徴をいろいろな角度から見ていきましょう。

\次のページで「歴史」を解説!/

歴史

「ブリーフ」は1935年にアメリカのクーバーズ社が販売を開始運動用の下着を派生させたもので、乗馬用の下着から名前をとって「ジョッキー」と呼んでいました。斬新なデザインと機能性で人気爆発。日本では1950年代に登場し流行しますが、1980年代以降は「トランクス」が主流となります。

「ボクサー」は歴史が浅く、1992年にckカルバン・クラインが過去の下着を現代風にアレンジした下着です。伸縮性がある肌に密着する生地で作られた下着でデザイン性にも優れていたため、「トランク」に代わって男性下着の人気トップとなりました。「ブリーフ」の密着感と「トランクス」の形状を合わせたタイプの下着ですね。

メリットとデメリット

「ブリーフ」のメリットはスキニージーンズとの相性がいい、蒸れにくい、開放感がある、締め付け感が少ないなどでしょう。デメリットは昔ながらスタイルでパンツ一丁がやりづらい、毛深い人は毛がはみ出す、お腹が強調されやすいなどがよく聞かれます。

一方「ボクサー」のメリットはフィット感、デザイン性がある、女性に人気があるなどですね。デメリットは開放感がなく、そのため暑い夏などは蒸れやすくなる点でしょう。

余談ですが、アメリカ・ハーバード公衆衛生大学院が2018年に発表した「精子と温度の関係性」という論文では、ゆるい下着を着用した男性と緊密にフィットする下着を着用した男性の2つのグループで精液検査を行ったところ、ゆるい下着を着用していた男性のグループのほうが精液濃度が25パーセント高いという結果が出たとのこと。皆さんはどうとらえますか。

さまざまな種類

「ブリーフ」は皆さんが思い浮かべるような股下がなく、足の付け根から下がない形ですが、生地の面積が少ない「ビキニブリーフ」や、お尻をすっぽりと覆う「フルバック」や、おしりを包み込まない「ハーフバック」などの種類があります。

一般的な「ボクサー」はボクサーブリーフと呼ばれる種類で、「ブリーフ」の裾を伸ばして太ももを覆うような形の下着です。他にも股上が浅い「ローライズボクサー」、ローライズより股上が極端に浅い「マイクロボクサー」、逆に股下がひざの近くまで伸びている「ロングボクサー」などがありますね。

「ブリーフ」「ボクサー」以外の男性下着

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最後に、「ブリーフ」「ボクサー」以外の下着を紹介しておきます。

1.トランクス

トランクスはボクシング選手が競技用で着用していたものを改良した下着。短パンのような形状で伸縮性のないゆったりとした形状の下着です。デザインも豊富で開放感があり、「ボクサー」に次いで人気のある下着。

メリットはゆったりとして風通しが良い、綿100パーセントが多い、締め付け感がないなどですね。デメリットは衣服の中でめくれやすい、案外蒸れやすい、タイトなズボンに向かない、アクティブな運動に不向きなどがよく挙げられます。

\次のページで「2.ビキニ」を解説!/

2.ビキニ

ビキニは「ブリーフ」の一つと考えてもよい下着ですね。股上部分がとても浅く、生地の面積が「ブリーフ」と比べても小さいのが特徴です。着用している姿を正面から見ると逆三角形に見えますね。「ブリーフ」と同じようなメリット・デメリットがあります。

3.Tバック・Gストリング

Tバックは女性の下着でもありますが、形状は同じようなものです。男性用の下着にもTバックがあり、後ろから見るとT字に見える下着ですね。Gストリングはいわゆる紐パン。フロントはV字で生地が薄く、残りの部分は紐でできている下着です。タイトなズボンをはいても下着のラインが出にくいというメリットがあります。

「ブリーフ」と「ボクサー」の違いは形状

「ブリーフ」と「ボクサー」、両方とも肌に密着するフィット感のある下着ですが、違いはその形状。「ブリーフ」は股下がなくY字型で足の付け根から下の部分がありません「ボクサー」は「ブリーフ」の裾の部分を伸ばして太ももまで覆うショートパンツ型の下着です。さまざまなアンケートでは男性、女性ともに「ボクサー」人気が高く、次いで「トランクス」「ブリーフ」と続きます。女性用と同じように男性用にもいろいろな種類の下着があるのに驚いた人もいるのではないでしょうか。

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雑学

簡単で分かりやすい「ブリーフ」と「ボクサー」の違い!メリットやデメリット、男性用下着の種類も元塾講師が詳しく解説!

この記事では「ブリーフ」と「ボクサー」の違いを見ていきます。ところでみんなはどんな下着をはいているんです。大きく分けると「ブリーフ」「ボクサー」「トランクス」のどれかに当てはまるんじゃないかと思うが。その中でもまずは「ブリーフ」と「ボクサー」の違いを中心に見ていこう。それぞれのメリットやデメリットだけじゃなく、男性用の下着の種類なども元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「ブリーフ」と「ボクサー」の違い

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男性の皆さんは「ブリーフ」と「ボクサー」のどちらを使っていますか。それとも「トランクス」?下着メーカーや雑誌などのアンケートで圧倒的に人気なのは「ボクサー」。一方「ブリーフ」は人気がないという結果が多くみられます。では、まずその違いを見ていきましょう。

「ブリーフ」:股下がないY字型

「ブリーフ」は股下がなくY字型をしていて、足の付け根部分が解放された形をしています。そして肌に密着するタイプですね。小さい子ども~小学生低学年ぐらいの男の子の下着の定番のようなイメージも多いと思いますが、どうでしょうか。

大人の男性で「ブリーフ」を使っている割合は、さまざまなアンケートを見ると10~15パーセント。他のタイプに比べると「ブリーフ派」は少ないと言えるでしょう。ちなみに「ブリーフ」を英語で言うと「briefs」です。

「ボクサー」:ショートパンツ型

「ボクサー」はショートパンツ型で肌に密着するタイプの下着です。紛らわしく感じるかもしれませんが、「ボクサーブリーフ」と呼ばれている下着は、「ボクサー(またはボクサーパンツ)」に入りますね。「トランクス」の生地を肌にぴったりとフィットさせたタイプです。

男性では「ボクサー派」が現在は圧倒的に多く、さまざまなアンケート調査などでは45~55パーセントの間で推移しています。女性誌のアンケートでも「ボクサー」が人気なのが、後押しをしているのかもしれませんね。ちなみに「ボクサー」は英語で「trunks」。海外で下着を購入するときには気をつけてくださいね。

「ブリーフ」と「ボクサー」の特徴

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次に、「ブリーフ」と「ボクサー」の特徴をいろいろな角度から見ていきましょう。

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