簡単でわかりやすい!サルナシとキウイの違いとは?大きさ・味・栽培方法も農学専攻ライターが詳しく解説
どちらも簡単に栽培できる
サルナシとキウイはどちらも栽培が容易な果樹。害虫を寄せ付けず、プランターや植木鉢でも十分に育ってくれます。ただ「雌雄異株」なので、一本の樹だけでは実らないのが難点です。
果実を楽しみたいなら実を結ぶ「メス木」に加えて、花粉用で品種が異なる「オス木」も必要となります。オス木が1本あれば、メス木6本分の授粉が可能。秋になるとメス木1本あたりで、果実が100個ほど採れますよ。
生食以外の食べ方
サルナシもキウイも、果実は生食に適します。ですが生食以外に、果実酒やジャムなど加工食品にもうってつけなのです。ただどちらも「ゼリー」には不向き。なぜならタンパク質分解酵素「アクチニジン」が動物性タンパク質の「ゼラチン」を分解してしまうためです。サルナシやキウイのゼリーを作りたいなら、食物繊維からなる「寒天」を使いましょう。
じつはサルナシでは、若芽/つるも「山菜」として食べられています。茹でてアク抜きしたサルナシの若芽は、酢味噌和えやバター炒め、汁の実にうってつけ。生のまま天ぷらにしても楽しめます。
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サルナシもキウイも東アジア出身のフルーツ
サルナシとキウイはどちらも、マタタビ科マタタビ属のつる植物。ともに東アジア原産で「食べられる果実」をつけます。ただ両者の果実には外見上の違いが。サルナシの果皮は「無毛・黄緑色」ですが、キウイの果皮は「有毛・褐色」なのです。またキウイと比べて、サルナシの果実では甘味が強く、酸味がひかえめ。皮付きのまま食べられて味もよいサルナシは「ベビーキウイ」として、一部流通しています。


