この記事ではメスティンと飯盒(はんごう)の違いについてみていきます。どちらも野外で炊飯をするときに使うイメージがあるよな。違いはずばり形のようですが、形や素材によるメリット・デメリットなど、調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんなアウトドア用調理器具の違いを、定義から確認しつつ、キャンプ好きのライターさやかと一緒に解説していきます。

ライター/さやか

現在は4歳の娘を育てながらライターとして活動中。ファミリーキャンプ歴2年。キャンプでごはんを炊くときはクッカーセットの鍋で炊いているが、鉄製・豆型の飯盒でごはんを炊くのに憧れている。

メスティンと飯盒の違い

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「メスティン」「飯盒(はんごう)」。アウトドア好きの方なら耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。どちらも野外で炊飯をする際に使う調理道具ですが、どちらがメスティンでどちらが飯盒なのか、なんとなくしか知らないという方も多いかもしれませんね。この記事では、メスティンと飯盒の違いについて解説していきます。

飯盒:アウトドアでご飯を炊くための調理器具

飯盒「野外で炊飯をする際に使う調理器具」のことで、金属製の鍋のようなものです。「兵式」と呼ばれる豆型の形をしたタイプのものが有名ですね。他には円柱型のものや、タンブラー型と呼ばれるものもあります。

炊飯だけではなく、深さがあるのでお湯を沸かして食材を茹でたり中ぶたがついているものであればそれを活用して蒸し料理をすることも可能です。また、使い方によっては蓋をフライパンとして代用する方法も。

メスティン:飯盒の一種

メスティン飯盒の一種です。主にお弁当箱のような長方形の形をしており、深さは飯盒に比べると浅く、コンパクトなものが一般的。フライパンのように柄(え)がついており、扱いも簡単です。飯盒に比べると深さはないものの「煮る・焼く・揚げる」などの調理もできますし、サイズに合ったバット網があれば「蒸す・燻製」などの調理も可能になります。

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それぞれの特徴を比較してみよう

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それぞれの違いがわかったところで、比較をする際におさえておきたいポイントについて解説します。

飯盒:失敗しにくい、雰囲気が出る

飯盒は深さがあり丸みのある形であるため、熱が満べんなく伝わりやすく、炊飯も失敗しにくいと言われています。円柱型のものであれば、そのままお米を研ぐ時も使えて便利ですよね。ただ、曲線のある形状は収納の際にスペースを取るので、それが唯一の短所かもしれません。

豆型のものは、まさに「アウトドア」「ミリタリー」といった雰囲気があるというのも大きな魅力。豆型はリュックサックなどにぶら下げで運ぶ際に体に当たりにくい形として生まれたという説や、たくさん炊飯したいときに一気に並べられるからという説もあるようです。

メスティン:汎用性が高くコンパクト

メスティンはお弁当型のような形で、そのコンパクトさが長所です。アウトドアではできるだけ荷物を減らしたいと考える人には、飯盒よりもメスティンの方がおすすめかもしれませんね。

また、使い方によってはメスティン1つで「煮る・焼く・蒸す・揚げる・燻製」といった幅広い調理ができる、その汎用性も魅力。角形なので、料理が出来上がったらそのままテーブルに出せるのも良いですね。持ち手の部分を持ってそのまま食べているソロキャンパーも良く見かけます。

どうやって選ぶ?

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飯盒・メスティンは素材によって特徴も異なります。また、自分に合う容量機能も気になりますよね。ここでは、それらのポイントについて掘り下げてみましょう。

素材:それぞれの特徴と長所・短所

飯盒・メスティンの素材は「アルミ」「ステンレス」「チタン」「鉄」などの種類が一般的。

アルミ製は、熱伝導率がよく軽量耐久性にはやや劣りますが、気軽に使えてリーズナブルであることが利点です。ステンレス製はアルミ製に比べると丈夫で耐久性がありますが、アルミよりは重くなります。

チタン製熱に強く耐久性が高いことや、アルミ・ステンレスよりも錆びにくいこと、金属の臭いが料理につきにくいなどの利点も。鉄製蓄熱率が高いことを利用して様々な料理にも応用できる点が魅力ですが、なんといっても重いので、やや上級者向きと言えるでしょう。

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アルミ:軽量・熱伝導率は高いが冷めやすい・耐久性はやや劣る
ステンレス:アルミより重いが耐久性は高い
チタン:耐久性があり錆びにくい・やや熱しにくいが冷めにくい・料理に金属の臭いがつきにくい
:蓄熱率が高い・重さがある

容量:使う人数、作りたい料理によって選ぶ

人数によって容量を考えることも大切なポイントです。飯盒であれば、ソロキャンプや少人数キャンプなら2合〜3合サイズ、人数の多いファミリーキャンプやグループキャンプでは4合サイズ以上のものがおすすめ。

メスティンは、一般的にスモールサイズは1合程度、レギュラーサイズは1.5〜2合ラージサイズは3〜4合の規格になっているものが多いため、1〜2人でのキャンプであればスモールかレギュラー3人以上であればレギュラーかラージといったサイズで、まずは使ってみるといいかもしれません。

しかし、人数にかかわらず作りたい料理によって容量を決めても良いです。自分のスタイルに合うものを選びましょう。

機能:便利な機能があるものも

飯盒もメスティンも様々なメーカーによって販売されていますが、プラスアルファの機能から選ぶというのも良いでしょう。例えば、フタにつまみがついている、取っ手が折りたたみ・着脱可能といった機能も便利です。

別売りになっている場合もありますが、付属のバット網やサイズがぴったりのザルがついているものなどは、料理の幅を広げてくれます。蓋をフライパンとして使えるようになっていたり、内側にmlなどのメモリがついているものは計量カップを使わなくて良いなど、便利な機能があるものがたくさんありますので、そういった点も選ぶ際のポイントにしてみてください。

\次のページで「お手入れ「バリとり」「シーズニング」とは?」を解説!/

お手入れ「バリとり」「シーズニング」とは?

「バリ取り」「シーズニング」とは、道具のお手入れに関する用語です。

バリ取りとは、新品のアルミ製などのメスティンは本体・フタのフチの部分がざらざらと尖った状態になっている場合があるので、それを紙やすりなどを使って削り取り、滑らかにする作業のこと。そのままにしておくと、ケガにつながる恐れもあるため必ず使用前に行いましょう。

バリ取りを行った後は、シーズニングを行います。シーズニングとは鋳物製のお手入れをすることを指しますが、特に購入時には表面にサビ防止の薬品や油がついているのでそれを洗い流して金属臭を取り、新たにサビ・焦げ付きを防ぐための被膜処理を行うことが必要です。素材によって方法が異なる場合があるので、事前に確認すると良いでしょう。

また、最初からバリ取りやシーズニング不要の商品もあります。

自分に合った道具を選んでアウトドアを楽しもう

野外で炊飯をする道具として代表的な、飯盒とメスティン。今や、ご飯を炊くだけでなくバラエティに富んだアウトドア料理が作れる万能の道具として、大人気のアイテムとなりました。1つあれば、きっとアウトドアレジャーでも大活躍間違いなし!ぜひ、自分のスタイルに合ったものを見つけてみてくださいね。

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3分でわかる!メスティンと飯盒の違いとは?どっちがおすすめ?お手入れ方法もキャンプ好きライターが簡単にわかりやすく解説!

この記事ではメスティンと飯盒(はんごう)の違いについてみていきます。どちらも野外で炊飯をするときに使うイメージがあるよな。違いはずばり形のようですが、形や素材によるメリット・デメリットなど、調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんなアウトドア用調理器具の違いを、定義から確認しつつ、キャンプ好きのライターさやかと一緒に解説していきます。

ライター/さやか

現在は4歳の娘を育てながらライターとして活動中。ファミリーキャンプ歴2年。キャンプでごはんを炊くときはクッカーセットの鍋で炊いているが、鉄製・豆型の飯盒でごはんを炊くのに憧れている。

メスティンと飯盒の違い

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「メスティン」「飯盒(はんごう)」。アウトドア好きの方なら耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。どちらも野外で炊飯をする際に使う調理道具ですが、どちらがメスティンでどちらが飯盒なのか、なんとなくしか知らないという方も多いかもしれませんね。この記事では、メスティンと飯盒の違いについて解説していきます。

飯盒:アウトドアでご飯を炊くための調理器具

飯盒「野外で炊飯をする際に使う調理器具」のことで、金属製の鍋のようなものです。「兵式」と呼ばれる豆型の形をしたタイプのものが有名ですね。他には円柱型のものや、タンブラー型と呼ばれるものもあります。

炊飯だけではなく、深さがあるのでお湯を沸かして食材を茹でたり中ぶたがついているものであればそれを活用して蒸し料理をすることも可能です。また、使い方によっては蓋をフライパンとして代用する方法も。

メスティン:飯盒の一種

メスティン飯盒の一種です。主にお弁当箱のような長方形の形をしており、深さは飯盒に比べると浅く、コンパクトなものが一般的。フライパンのように柄(え)がついており、扱いも簡単です。飯盒に比べると深さはないものの「煮る・焼く・揚げる」などの調理もできますし、サイズに合ったバット網があれば「蒸す・燻製」などの調理も可能になります。

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