
簡単でわかりやすい!えんどう豆とグリーンピースの違いとは?栄養価や使い方も雑学好きライターが詳しく解説
では、それぞれどのタイミングで収穫するとえんどう豆あるいはグリーンピースになるのか。また、双方の栄養価や使い道にはどのような違いがあるのかについても、雑学好きライター・ねぼけねこと一緒に解説していきます。
- えんどう豆とグリーンピースの違いをざっくり解説
- えんどう豆:エンドウが成熟したもの
- グリーンピース:エンドウの実が未熟なもの
- えんどう豆とグリーンピースの栄養価の違い
- えんどう豆:タンパク質をはじめ栄養素が豊富
- グリーンピース:食物繊維・ビタミン・カリウムなど
- えんどう豆とグリーンピースの使い方の違い
- えんどう豆:煮物や菓子・プロテインなど
- グリーンピース:缶詰や冷凍食材など
- えんどう豆とグリーンピースの仲間はどんなものがある?
- 1.若どりしてさやごと食べる「さやえんどう」「絹さや」
- 2.グリーンピースの改良品種「スナップ(スナック)エンドウ」
- えんどう豆とグリーンピースはどちらもエンドウの実
この記事の目次

ライター/ねぼけねこ
法学部出身。某大組織での文書作成・広報部門での業務に10年以上従事し、IT・プログラミング分野の歴史にも詳しい。
えんどう豆とグリーンピースの違いをざっくり解説
えんどう豆とグリーンピースは、同じエンドウの実(種子)ですが、成長の程度によって呼び方が異なります。成熟した実を食べるのがえんどう豆で、グリーンピースは豆が未熟なうちに収穫したものと考えて下さい。
よって栄養価も異なり、もともとえんどう豆はビタミンやミネラル類などの栄養素が豊富ですが、グリーンピースはさらにその上をいきます。グリーンピースは未熟な実なので、エンドウがこれから大きく育つための栄養がたくさん詰まっているといえるでしょう。
えんどう豆:エンドウが成熟したもの

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えんどう豆はエンドウの成熟したもので、ビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。また、食物繊維も豊富なのでお腹の状態の改善にも効果が期待できるでしょう。
旬の季節は春から初夏にかけてで、関東以南では冬に種をまき、春に収穫を始めるという栽培スケジュールになっています。一方、冬の寒さが厳しい北海道や東北では主に春先に播種し、初夏から夏にかけて収穫することがほとんどです。
また、えんどう豆は調理方法やレシピも豊富で、煮たり炒めたりしてもおいしく食べられます。スープやサラダの具材としても最適といえるでしょう。
グリーンピース:エンドウの実が未熟なもの
えんどう豆とグリーンピースは、同じエンドウの種子ですが、収穫するタイミングによってどちらかの分類になります。えんどう豆は豆が完全に熟してから収穫したものですが、グリーンピースは豆が未熟なうちに収穫したものです。
そのため、グリーンピースはえんどう豆よりも栄養価が高く、ビタミンA・C・K、葉酸、鉄分、マグネシウムなどが豊富に含まれています。
また使い道もさまざまで、えんどう豆と同じように煮ても炒めても揚げてもよく、スープやサラダにもよく合うでしょう。詳しくは後述しますが、エンドウは収穫のタイミングによって呼び名が異なるものの、総じて栄養価は高いといえます。
えんどう豆とグリーンピースの栄養価の違い
前項では、えんどう豆とグリーンピースの違いをざっくり説明しました。次に、栄養価の違いという観点から両者の違いを見ていきましょう。先に少し述べましたが、えんどう豆よりもグリーンピースの方が栄養価は高いといえます。
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