雑学

簡単でわかりやすい!一般病床と療養病床の違いとは?新設された介護医療院についても看護師ライターが詳しく解説

ICUや一般病棟はみんな知っているでしょう。実は病院には一般病床、療養病床などの法律上の区分があるんです。最近は病院もホームページで公表しているから調べてみると意外と見つかるぞ。そんな一般病床と療養病床との違いをwebライターで看護師の近野チカと一緒に解説していきます。

ライター/近野チカ

病院勤務時代、「一般病床」や「療養病床」はよく耳にしていた。ケアマネの勉強では介護療養型医療施設も覚えたがケアマネ試験に受からないのが悩み。

一般病床と療養病床の違いとは

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医療施設に関することや医療の安全確保に関することなど、医療に関する事項を定めたのが医療法です。病床の種類も定められており、5種類あります。

一般病床とは精神・感染症・結核・療養病床以外の病床

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医療法に定められている精神疾患患者を入院させる精神病床、結核以外の感染症患者を入院させる感染病床、結核患者を入院させる結核病床、長期にわたり療養を必要とする患者を入院させる療養病床以外の病床が一般病床です。

医師は患者16人に1人以上、薬剤師は70人に1人以上、看護師は患者3人に1人以上、栄養士は病床数100以上の病院に1人、診療放射線技師・事務員その他の従業者は病院の実情に応じた適当数と規定されています。

病床面積は平成13年3月1日時点ですでに病院開設の許可を受けている場合は6.4平方メートル/床です。廊下幅も決められています。各科専門の診察室、手術室、処置室、臨床検査施設(血液や尿などの検査をする施設)、エックス線装置(レントゲン装置)、調剤所(病院内にある薬局)、給食施設などを必ずつくらなければなりません。

療養病床とは、長期療養を必要とする患者用

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先述したとおり、医療法でいう「療養病床」は、精神病床、感染症病床、結核病床、一般病床以外で、主として長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるためのものです。

医療スタッッフの配置は、医師が患者48人に1人以上、薬剤師は患者150人に1人、看護師は患者4人に1人以上、看護補助者は患者4人に1人、栄養士は病床数100以上の病院に1人、理学療法士及び作業療法士、診療放射線技師、事務員その他の従業者は病院の実情に応じた適当数と規定されています。

一般病床で必ずおかなければならない診察室などに加え、機能訓練室、談話室、食堂、浴室の施設をつくらなければなりません。病床面積は6.4平方メートル/床(平成5年4月1日時点ですでに病院開設の許可を受けていた病院内の病床を平成12年4月1日までに療養型に変更した場合は、6.0平方メートル/床以上)です。廊下幅も決められています。

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