3分でわかる玩具とおもちゃの違いとは?どちらがより古い言葉?言葉の成り立ちや使い分けも日本語大好きライターがわかりやすく解説
玩具とおもちゃでは使う場面はどう違う?
玩具とおもちゃとでは言葉を使う場面が違います。本項では玩具とおもちゃという言葉が使われる場面について、詳しく比較してみていきましょう。
玩具:団体名や熟語として
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玩具という言葉は団体名や特定のおもちゃを示した熟語の場合に用いられます。たとえば日本玩具協会という団体で発行する資料内では、おもちゃは基本的に玩具という表記です。また「食玩」の元の言葉である食品玩具や、乳児用玩具や知育玩具といった熟語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
おもちゃ:口語から法令まで幅広く
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おもちゃという言葉は、日常会話から法令まで幅広い場面で使われています。口頭で「おもちゃ」と発音するのはもちろんのこと、商店街や家電用品店のコーナーでもほとんどがひらがなの看板でしょう。また厚生労働省や消費者庁が提示する資料でも、口語的な「おもちゃ」という表記が多数見受けられます。
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玩具とおもちゃの意味は同じだが、言葉の成り立ち方や使う場面が違う
ここまで解説してきたとおり、玩具とおもちゃという言葉の辞書での意味は同じです。ところが言葉の成り立ちや使う場面が違い、「おもちゃ」の方がより幅広いシーンで使われています。きっと言葉としての歴史が長く、おもちゃのメインのターゲットとされる子どもでも読めるのが最大のメリットなのでしょう。
しかし知育玩具をはじめとする熟語になると、「玩具」の方が簡潔に収まります。また固有名詞などでは、意図的に玩具と書いて「おもちゃ」と読むケースもあるでしょう。これらの事情があって、現代でも玩具とおもちゃの2つの言葉が残っているのかもしれませんね。

